16番札所観音寺は、住宅が密集するなかに、鐘楼門が現れます。目の前に数台停めれる駐車場がありました。
本尊 千手観世音菩薩
本尊真言 おん ばさら たらま きりく
ご詠歌 忘れずも 導きたまへ観音(かんおん)寺 西方(さいほう)世界弥陀(みだ)の浄土へ
寺伝によれば、聖武天皇が国分寺建立の勅命を出した際に行基に命じて勅願道場として本寺を建立、弘仁7年(816年)に空海が巡錫した際に本尊として千手観音像、脇侍に不動明王と毘沙門天を刻んで安置、現在の寺名に改めたとされる。
天正年間(1573年 - 1592年)に長宗我部元親の兵火に焼かれるが、万治2年(1659年)阿波藩主蜂須賀光隆の支援を受け宥応法師が再建した。
以上Wikipediaより
こちらのお寺は密集地に建っており、こじんまりとしてしています。
観音寺の御本尊は弘法大師作の千手観世音菩薩像で、脇侍として不動明王像と毘沙門天像がひかえていてます。御影にも3体の仏さまが描かれています。脇侍も弘法大師作と伝わっていて、不動明王は悪魔を降伏するため、毘沙門天は鎮守国家のために作られましようです。
本堂でお経を唱えていると横から何かが通ったのではないかと思うくらい風が吹きびっくりしました。幕がめくれ上がり、神社なら迎えられてるって聞いたことがあるのですが、お寺は??どうなんでしょう。
明治時代の遍路の実話で、炎に包まれた女性が描かれた奉納額があり、観ることはできませんでしたが、本堂内に掲げられているそうです。
明治17年(1884年)、お遍路をしていた淡路島の女性が観音寺でぬれた着物をかわかして休憩していたところ、雨が降る中、着物から突然火が出て引火して炎に包まれたそうです。大やけどをした女性は仲が悪かった姑を木にしばりつけて火がついた棒で折檻していたことを白状し、懺悔の意味をこめてこの絵馬を奉納したといわれています。
どんなに嫌いな人でも、そんな悪魔の所業はできないですよね。私は合わない人には寄っていかないを心がけています。でも、それがどうしても無理なら、そんな人のために心を乱さないように努めます。色んな人がいるからその中で生きることが身魂磨きで、あまり、嫌な人が周りにいな今の私は幸せだなと思ってます。