小さな石橋がある先に山門が見えます。
この山門に安置されている「金剛力士像」は、鎌倉時代にかの有名な仏師「運慶」によって彫られたものと伝えられており、像高314cmで、四国霊場中最大級ともいわれ、香川県有形文化財に指定されています。
仁王門をくぐると、弘法大師御手植えのいわれが残るクスやカヤの大木があり、歴史の深さを感じさせてくれます。
大木の間の階段を登ります。
カヤの木は、お大師さまが四国巡錫中にお手植えされたと伝えられ、樹齢約1200年。
クスの木は、樹齢700年余のようです。
鐘楼があり、5円玉を吊るしてましたので、夫がくくっていました。
相生の松といわれる三鈷の松が本堂側の前にあります。
大興寺の縁起によると、天平14年(742年)に東大寺の末寺として建立された。その後、最澄の影響で天台宗となったようです。
火災により焼失していた諸堂を、嵯峨天皇の勅願によって空海(弘法大師)が弘仁13年(822年)に現在地より北西約1kmに熊野三所権現を鎮護する霊場として再興し、また、本尊に薬師如来と脇侍に不動明王と毘沙門天を刻んで堂宇を建立し安置したといいます。
本堂です。
御本尊 薬師如来
本尊真言 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
ご詠歌 植えおきし小松尾寺(でら)を眺むれば 法(のり)の教えの風ぞふきぬる
大師堂です。
お寺の横に神社がありました。
こちらも来なさいだったのかなぁ?キラキラしてました。素朴ですが美しかったです。
向かって右に熊野三所権現、左に少し小さい荒魂神社の祠がありました。
こちらもきちんとお詣りさせて頂きました。