お椅子
あなたたちの心の中の
素敵なお椅子を
ポンポンとたたきながら
「ママはここ!」と
言ってくれてありがとう
おかげさまで
ママは恥ずかしそうに ちんまりと座っています
綺麗な綺麗な心の中のお椅子
いつまでも座っていたいけど
きっとそのうち
次の人が座るのだと思うし
そうあって欲しいとも思います
いたらないママに
素敵なお椅子をありがとう
ママの心の中のお椅子にはね
あなたたち3人が
座っていますよ
ママがどんなに大きくなってもね 色んなことを忘れるようになっても
ママの心のお椅子はビクともせず
席が空くこともないのです
座りにきてくれて ありがとう
座らせてくれて ありがとう
(平成二十年六月)
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2000年に長男が生まれてから、時間が出来たのか、急に詩を書くようになりました。
子供が書かせてくれたので、今このような神聖な気持ちになれるかというと、自信がありません。
その立場に立たなければ、親の気持ちはわからない。
子育てをすると、母の気持ち、父の気持ちがよりよく解るようになりました。
子供は教師であり、母育てをしてくれます。