オリンピック、パラリンピクから起こり出した新国立競技場建設について、此の期に及んで、前政権時代に決まったデザインであり、見積であり民主党にも責任があると一国の総理ともあろうものの、心の狭さには聞いていて決して愉快な話ではない。取り巻きに甘く、対抗馬には牙をむく見苦しさを感じる。前政権から引き継げば当然全面チェックされると思う。ここに快刀乱麻の政治力が光る。腐りかけてから、これは可笑しいぞと気づけばあとは実行力に委ねる。白紙撤回されたのは、英断と言えば英断、至極市民感覚の醸し出した結果とも言える。