戦争の責任は政治にある

90歳を過ぎての挑戦、、、ここにきて戦争を知らぬ政治家が幅を利かせ、憲法に取り組むべきを、避けて通る姿は残念に思う。

大都会は戦争経験者を積極的に探す気があるか

2015-08-12 13:10:31 | 日記
例えば東京都の場合、隣に誰が住んでいるかも関心がない。個人情報保護ゆえか、戦争中の所在も無関心である。田舎はそうは行かない。出征当時から見聞きしている人だけに、比較的に伝承されやすい。ニュースで知る少年兵の姿は見るに堪えがたい衝撃ながら日本人の歴史として承知した。残念ながら生存者の多くは、軍の補給のない戦地に派遣された残虐性が極めて強くその中を生き残ったひとである。一方内地勤務や司令部勤務で実戦の経験を踏まない方も、生存者も存在されている。勿論そういう境遇で終戦を迎えられ、人に語れない無念さを感じておられる方もいる。語られない部分に本当に立派な戦死を遂げたかたもある。特攻隊は語られた典型である。しかし、それ以外に多くの方が戦死とは知らされても、どんな風に戦ったか知りたくとも永遠にけされたままで、千鳥ヶ淵の墓苑に眠っておられるかたの一端でも情報としてあれば、この際地方自治体も、オリンピック以上に積極的に活動できないだろうか。青少年は聞けば涙ぐまれるが、聞きたくもある部分であるので、戦を謳歌するのでなく、人間の尊厳さを掘り起こしてほしい。あと一年が限界ではないか。