平素から防災態勢の準備もしてきたことと思う。いざ被災地の現場に踏み込むといかに大変かが画面から伝わってくる。被災地の方もいろいろと想定して災害時の準備もされたと思う。しかし自然災害は予想通りには動いてくれない。この現状を全国の知事会はどう見ているのか。まずは3~5名程度の救援派遣隊を派遣してはどうか。総員200名近くにはなる。勿論統一した指揮官の許現地に直接触れつぶさに何が罹災者を苦しめているかをまずは把握し、なにががこの一週間救援物資が順当に届けられなかったか。救援物資の基地の問題、被災地までの運搬経路、活用できる空間、分配の分散化、これらを今の被災地の救援を兼ねつぶさに見てほしい。高層化した都市でなくともこの分配の難しさは理屈ではない体験し会得してほしい。自衛隊にはもとより国家としての救援を願い、都道府県の長としての得難い教訓を得てほしい。統一できる指揮官の能力は検討されるべきで、泥に塗れる第一線の覚悟ある人物を望む。
未だ地震の発生時期の予測は困難と思われる。地震は最初に感じた者は初新で以後群発を繰り返し、○○地震となずけると、どれが本震かを推定するのではないのか、群発の核と思われるものを本震となずける。最初の地震が本震ではないかと論じても未意味ではないか。今回の益城町の初震は、後日の報告では、地震計が故障していたと言う。これも間々ある事故であり、猶更事態の推移を見て本震を決め、後日の研究のための名前を付けるに依存はないと思う。順番が違うと揚げ足取りの末節の議論ではないのか。ただテレビなどこぞって取り上げているさまは、尋常ではないと思う。地震はまだ予測できない状態で、救済設備、避難設備等未解決の問題を真剣に検討すべきで、かつては総括指揮官の設置が叫ばれ、今は各省庁が官邸の指揮で対応しているようで、現地には指揮官は置かないなように見受ける。一刻も早く、水、食料、と共にプライベート保護の住宅の仮住まいが望まれる。食糧など各自備蓄してあっても、倒壊を恐れて取りに行けないように見受けるが、今後の備蓄の重要参考資料となるのではないか。