政治は戦争と同じく情報の氾濫の中にある。国内、国外、公式の情報、枝葉に分かれた情報、今は何でもないと思われるが、以外に確信を突いた情報がある。先ずはバラバラのなまの情報を如何に管理するかが、組織の中で最重要な情報である。虐められれば偽情報が発生する。公平でないと真実を遺して置きたいが為に本当の情報を残したいのは人情だ。国家も今発表すると問題が大きいと判断すれば密約として資料を後世に残す。今加計学園問題で言った,言わない、と問題にしているが、当時の官邸の能力からすれば怪文書で処理出来たかもしれないが、問題の根本に公私の混同が見られ、放置できない抵抗勢力が、身を挺して正しい情報はこれだと叫ばせたのは平素の人事の扱いに威圧的驕りがあり、次々と引くに引けないまでに悪化させた情報操作の拙劣さにある。日本は情報戦争に負けたことを真剣に反省すべきだ。アメリカの軍艦でも、極めて脆い弱点をさらす衝突事故、軍艦は見張りが生命、怠ればかくも弱点をさらす。東京裁判を今振り返るより、現実の世界情勢を的確に判断できる情報戦に打ち勝つことだ。サイバー攻撃対処も国家が総力を挙げて対処すべき問題、森友、加計の総理周辺の問題と質の異なる重要さに本業を正すべき時だ。憲法を変えただけで「独立国」何処が独立しているか。やがて6/23沖縄の敗北の日を迎える。余りにも寂しい限りだ。