ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

F沢さんが僕を日和田の岩トレに誘ってくれました

2023年06月28日 | 岩登りトレーニング

F沢さんが僕を日和田に誘ってくれた時から、これは僕のことを思って声を掛けてくれたんだなと感じました。何故なら、日和田にはクライミングにのめり込んでいるF沢さんが登りたく感じるようなルートはないからです。もちろん、僕自身はF沢さんがリードする高グレードルートの確保役をしてあげようと思っていました。でも、若干は僕へのサービス心も感じられましたから、僕もフォロウあるいはトップロープで頑張って登ろうと思いましたね。

 

実際、昼食前にF沢さんが選んだルートは彼女にとってはあり得ないほど易しいルートばかり。

 

2022年12月15日(木) 日和田岩トレ

▲10:12。1本目は男岩西面・広瀬ルート5.6。松の木ハングのすぐ左にある、新しいルートでボルトが短い間隔で打ってあります。F沢さんは超簡単にリード、僕もトップロープで楽勝。

 

▲10:44。2本目は男岩西面・松の木ハング5.9。F沢さんは楽勝でレッドポイント。僕は下部でテンション多数、でも上まで登れました。(もちろんトップロープ)

 

▲11:32。3本目は男岩西面左のクラックルート、上部はクラックに向かわずにその右のフェース直上(下部4級+、上部5級かな?)。松の木ハングに苦労した僕を見て、易しいルートを選んでくれたんだと思います。さすがにこれはトップロープですから僕も楽勝。

 

▲11:59。4本目は男岩西面・重箱ルート5.10d。いよいよ、F沢さんが登りたいレベルのルートに突入。ワンテンくらいだったかな? さほど問題なくリードしました。バランスで登るルートだとか。僕はテンション雨霰でしたが、上まで行けました。

 

僕がF沢さんに「ぶら下がりながらだけど、登れたから良かった」と言うと、「それは登れたとは言えませんよ」と厳しいお言葉、確かにそうですけど・・・・

 

ここで昼食。

僕はここで自分が登ることは止めることにしました。確保役に徹します。

女岩西面に行きました。

 

▲13:00。5本目は女岩西面・左ルート5.10b。オンサイトしたと思います。

 

▲13:31。6本目は女岩西面・右ルート5.10b。これもオンサイトしたような。

 

▲13:52。7本目は女岩西面・中央ルート5.10d。このルートにはしっかりしたピンが設置されていないので、トップロープでのトライ。ワンテンくらいだったかな?

 

▲14:16。8本目は男岩南面・出稼ぎルート5.10d。テンション2、3回でリードしました。ボルトの位置が悪くて、足がザイルにかかったり、ザイルが岩を擦るので流れが悪かったり、嫌なルートのようですね。

 

これで終了。

これほどの高難度ルートを登るクライマーの確保をする経験は僕にはありませんでしたから、僕にとっても良い勉強になりました。確保者の技量もリードする人のパフォーマンスに影響を及ぼすので、優れた確保をしなければならないからです。僕が登れるくらいの易しいルートでは確保者の技量はさほど影響しませんからね。時々僕に指示してくれるF沢さんの言葉がとっても勉強になりました。

この日見た限りでは、F沢さんには5.10a~bくらいのオンサイト能力があるようです。凄いことです。5.12クライマーに突入していますから、5.10台は当然なのでしょうね。当面目指すのは5.12ルートのレッドポイントコレクションでしょうけれど、その先には5.135.14もあるんでしょうね。そこまで行くと、まさに異次元・異世界です!


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