ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

日和田岩トレ ――― 一日中、ザイルワーク講習とリード&フォロウ&懸垂下降し続けました

2023年06月27日 | 岩登りトレーニング

4日11日2回にわたるロープワーク&岩トレが終了しました。このような講習を実施してくださったY山さんには感謝しかありません。僕も少しは最新のクライミング用具使用法のレベルに接近できたかと思います。今後、習った技術を使うことで自分自身の身に付いたものにしていきたいと思っています。僕自身は前の週の復習の時間だけに参加しました。後半の講習も盛り上がっていたようですね。

 

2022年12月11日(日) 日和田岩トレ

▲9:13。A宮さんとN坂さん(左の二人)は予定通り最初からリード&フォロウで前の週に習ったフォロワーの確保等を練習していました。右のメンバーたちはY山さんにロープワークの講習を受けています。(撮影:K野)

 

▲9:20。左に講師役のY山さん。右は奥から僕(ちょうどカメラで撮っているところですね)、哲さん、Sa藤さん、H田さん、W科さん、M澤さん。(撮影:K野)

 

▲9:20。N坂さんのリードをK野さんが見てあげています。K野さんは前日に接種した新型コロナウイルスワクチンの副反応で腕に力が入らないのだそうです。熱やら倦怠感とかはないそうなんですが。

 

▲9:22。Y山さんがATCガイドを使って、フォロワーの確保法を教えてくれています。

 

▲9:49。W科さん(左)とM澤さん(右)が組んで、習ったばかりの確保練習をしています。

 

▲10:00。フォロワー確保の練習ですね。ルベルソですね。誰でしょう? Sa藤さんかな?

 

▲10:28。最初にN坂さんリード、A宮さんフォロウ、懸垂下降(多分)しました。続いて、A宮さんのリードです。

 

僕も講習を離れて、ロープを組む相手がいなかったSa藤さんとロープを組んで練習することにしました。Sa藤さんがリードするたびに、Y山さんはそこへ行ってSa藤さんに指導してくれます。Y山さんは熱心で、面倒見がいいですね。

 

Sa藤さんと僕のパーティーは易しいルート(3~4級-)3本くらいでリード&フォロウの練習をしました。懸垂下降も安全装置のフリクションノットをセットした上で行ないましたが、まだ僕は慣れませんね。ルベルソだけなら流れがいいのに、正式な方法(フリクションノットで安全装置をセットしておく)でやると、なかなか流れないんです。何度も実践して、コツを掴まないと駄目ですね。他にも1度だけでしたが、フォロワーが少しクライムダウンする時や下ろさなければならない時の対応方法も行なってみました。これは失敗すると大怪我に繋がったりしかねませんから、今後も安全な状況で繰り返し練習してみたいと思います。

 

▲10:51。男岩南面右隣りの易しい3級の岩で僕がリードしました。終了点には太い木が3本並んでいます。まずはその右の2本でセルフビレイを取っていますね。

 

▲10:51。左端の木からはフォロワー確保のルベルソをセットしました。従来のATCとの違いはフォロワーが落下した際に上にいる確保者が何もしなくてもフォロワーが停止できること。確保者に何かアクシデントが襲っても、フォロワーの安全がより守られているということですね。

 

▲11:13。H田さんがフォロウしていますね。N坂=A宮パーティーと同じルートですね。

 

▲11:16。H田さんが登って来ましたね。上で確保していたのは哲さんでした。H田=哲さんパーティーなんですね。(撮影:K野)

 

▲11:30。と言うことは、この写真の人物はM澤さんですね。M澤=W科パーティーなんですね。

 

▲12:11。W科さんが懸垂下降しています。

 

▲12:12。Y山さんがSa藤さんの指導をしてくれたみたいですね。

 

▲12:24。Sa藤さんもN坂=A宮、哲さん=H田、M澤=W科のパーティーがリードしたルートを登ります。Sa藤さんは登攀力には問題ありません。

 

▲12:59。お昼過ぎだったでしょうか、K野さんとN坂さんとA宮さんは男岩西面右端のリッジルート5.7(5or5級+)にトライしていました。K野さんがリードしてトップロープを張ったんでしょうね。K野さんの体調も戻って来たようです。写真ではY山さんが登っていますね。(撮影:K野)

 

▲13:18。N坂さんもリッジルートにチャレンジ。

 

その後、西面中央のステミングフェース5.7にトライしたようですね。ここもK野さんがリードしたのかな? このあたりはピンが多く打ってあって、安全にリード出来ます。トップロープならば、5.7レベルまではノーテンションで登れるようにはなって欲しいですね。

 

▲13:39。Sa藤さんが男岩南面の左端の3級ルートをリードしました。

 

▲14:30。これは誰でしょう? N坂さんかな? Sa藤さんと同じルートをリードしたようですね。

 

▲14:58。Sa藤さんと僕も男岩西面の右端、松の木ハングとリッジルートの間の少し前傾したフェースにザイルを張りました。松の木ハングに近いルートはボルトが打ってあって4級(5.4)くらいです。僕がまずリードしました。リッジルートの左隣りにもボルトが打ってあります。5級-(5.6)くらいだと思います。4級と5級-の中間のルートも登りましたが、4級+くらいでしょうか? ここにはボルトがなくて、リードは出来ません。(隣りルートのボルトを利用できるかな?)

 

このトップロープを使用して、さらに右のリッジルート5.7も登りました。ザイルを岩に回せるので、落ちても振られることはありません。Sa藤さんがトップロープでいろいろ試しながら登っています。このルートは縦ホールドを最初は使うのでレイバック気味に登って行きます。Sa藤さんはスタンスに苦労していました。とりわけ右足が滑ってしまうみたいでした。Sa藤さんのトライを見ていましたから、だいたいの登り方は僕には分かって来ていました。それで、僕もトップロープで登ってみました。なんとかノーテンションで登れました。まあ、昔はリードもしたことがありますから。でも、トップロープとは言え、登れて嬉しかったですね。その後、W科さんもトライ、登れてしまいました! 凄いですね。

 

YYDは沢登りの会です。沢登りには岩登りのレベルアップが重要だと言うことが浸透してきていて、良い傾向だなと思っています。この日の講習に10名もの参加者があったことがその証拠だと思います。Y山さんが地道に継続して来た努力に対して感謝したいと思います。

 

▲17:27。反省会は楽しく盛り上がります。左からA宮さん、M澤さん、K野さん。

 

▲17:28。左からW科さん、N坂さん、Y山さん、Sa藤さん(かな?)。H田さん、哲さんは撮影漏れしてしまいました。(左端はH田さんかも)


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