岡山新報デジタル

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岡山新報デジタル【今日は何の日】

2023-05-19 06:49:11 | 日記
香育の日(5月19日 記念日)
東京都渋谷区神宮前に本部を置き、アロマテラピーを通じて人々の心身の健康に寄与し、その普及・調査・研究などの活動を行う公益社団法人・日本アロマ環境協会(AEAJ)が制定。

日付は「こう(5)いく(19)」(香育)と読む語呂合わせから。

「香育」(こういく)とは、子どもたちに向けた香りの体験教育のことで、植物の恵みである精油(エッセンシャルオイル)の香り体験を通して、五感のひとつ嗅覚に意識を向け、豊かな感性や柔軟な発想力を育むとともに、人と植物の関わり、自然環境の大切さを伝える。記念日を通して「香育」の大切さを伝えていくのが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。



香育は、小・中・高等学校での教科、クラブ活動、課外授業などで生徒たちの教育として実施している。また、児童館や図書館、公園、植物園などの公共施設から民間施設まで、地域の子どもたちへ向けたイベントや講座としても実施している。

その他にも、家の中や自宅の庭で、時には散歩をしながら、親から子へ植物の香り体験や植物の恵みの大切さを伝えることができる。



岡山新報デジタル【今日は何のします】

2023-05-17 07:11:22 | 日記
世界高血圧デー・高血圧の日(5月17日 記念日)
「世界高血圧デー」(World Hypertension Day)は、世界高血圧連盟が2005年(平成17年)に制定。

日本では「世界高血圧デー」に准じて、特定非営利活動法人の日本高血圧学会と日本高血圧協会が2007年(平成19年)に「高血圧の日」として制定。

高血圧とその管理に関する啓発が目的。5月17日が「世界高血圧デー」となった理由は定かではないが、世界高血圧連盟の事務局があったアメリカで、5月が高血圧啓蒙月間であったことに由来するとされる。「高血圧の日」は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。



高血圧(最高血圧140/最低血圧90mmHg以上)は、日本人の三大死因の内の二つである心臓病や脳卒中など、命に関わる病気を引き起こす主要な原因となっている。また、生活習慣病の一つとされ、日本には高血圧の人が約4000万人いると推定されている。しかし、高血圧はサイレント・キラーと呼ばれ、自覚症状がないことが多いため、実際に治療を受けているのはわずか2割の約800万人と言われている。

この日を中心に、日本高血圧学会と日本高血圧協会では、高血圧の理解を深め、自分の健康のために定期的な血圧測定を促す啓発キャンペーン「ウデをまくろう、ニッポン!」などを実施している。

また、これらの記念日に由来して、毎月17日は日本高血圧学会が制定した「減塩の日」となっている。高血圧の治療においては食塩制限が重要で、同学会は1日の食塩摂取量6g未満を推奨している。


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2023-05-14 06:56:26 | 日記
種痘記念日(5月14日 記念日)
1796年のこの日、イギリスの医学者エドワード・ジェンナー(Edward Jenner、1749~1823年)が世界で初めて種痘(しゅとう)の接種を行った。

ジェンナー



当時、天然痘(てんねんとう)は最も恐ろしい病気の一つで、ヨーロッパだけで毎年60万人もの命が奪われていた。発症すると高熱が続いて、全身に化膿性の発疹ができるため、運よく治った人でも顔中が酷い痘痕(あばた:皮膚にぶつぶつの小さなくぼみが残る)となった。

ある時、ジェンナーは乳絞りの女性から牛痘にかかると天然痘にはかからないことを聞いて研究を開始した。そして1796年5月14日、牛痘にかかった乳絞りの女性サラ・ネルムズの手の水疱からとった膿を、近所に住んでいた8歳の男児フィップスの腕に接種した。10日後に発症したがすぐに治癒し、その後、天然痘を接種しても感染はせず、実験の成功を裏付けた。

この実験は1798年に論文として発表されたが、反論者が多く学会では認められなかった。しかし、ジェンナーは貧しい人たちに無料で種痘の接種を行ない、次第に認められるようになった。

その後、天然痘による死亡者は劇的に減少し、1979年(昭和54年)に世界保健機構(WHO)によって根絶が確認され、翌1980年に「天然痘根絶宣言」が行われた。天然痘は、人類が根絶した人間に感染する感染症の唯一の例である。

天然痘の予防において、それまで行われていた人痘接種より安全性の高い牛痘接種の種痘法を開発したジェンナーは「近代免疫学の父」とも呼ばれる。

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2023-05-13 06:57:10 | 日記
世界渡り鳥デー(5月・10月第2土曜日 記念日)
国連総会の補助機関である国連環境計画(United Nations Environment Programme:UNEP)が制定。国際デーの一つ。

英語表記は「World Migratory Bird Day:WMBD」。日本語では「世界渡り鳥の日」とも呼ばれる。

この国際デーは、「渡り鳥(migratory bird)」が直面する脅威、それらの生態学的重要性、それらを保護するための国際協力の必要性について、世界的な認識を高めることを目的としている。



この日には、渡り鳥とその生息地の保全の必要性について強調し、意識向上のためのキャンペーンとして、世界各地でバードフェスティバル・教育プログラム・展示会・バードウォッチングなどのイベントが開催される。



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2023-05-12 07:08:12 | 日記
海上保安の日(5月12日 記念日)
海上保安庁が1948年(昭和23年)に「開庁記念日」として制定。2000年(平成12年)から「海上保安の日」に改称された。

1948年5月1日、海上保安庁が運輸省(現:国土交通省)の外局として発足し、5月12日、初代長官・大久保武雄(おおくぼ たけお、1903~1996年)の手により庁舎屋上にコンパス・マークの庁旗が掲揚された。創設時の旧組織はアメリカの沿岸警備隊(コーストガード)をモデルに設立された。



「海上保安の日」は、海上保安庁の役割、活動をより一層理解してもらい、地域の人々に広く親しんでもらうことが目的。



海上保安庁(Japan Coast Guard:JCG)は「海の警察」として海上の安全や治安の確保を図ることを任務とし、海難救助・海の交通安全の確保・防災や環境保全などを行っている。

モットーは「正義仁愛」である。これは海上保安庁が発足した日、初代長官の大久保が職員を前に「海上保安庁の精神は“正義と仁愛”である」と訓示したことによるもので、その伝統と精神が現在も受け継がれている。

海上保安庁を諸外国の沿岸警備隊(コーストガード)、国境警備隊と呼ばれる準軍事組織と同様とする見解もある。