今日は研修生に日本語を教えるために、宇都宮の川田というところに行ってきた。
そこで、あるおじさんと出会ったのですが。
この人は学校の重鎮?で、なんかすごくぎらぎらしてるひとだった。60過ぎだってのに。
ワタクシが出会うおじさんてみんな一様にぎらぎらしてる。すごく怖い。
おじさんてみんなこんなぎらぎらしてるんか、ぎらぎらしてないおじさんていないのかと、おじさんリストをペラペラめくってみたら‥ひとりだけうかんできた。
それはウチの父親だった。
あの人ははためにみれば、ぜんぜんぎらぎらのかけらもないな。人生投げてるわけじゃないんですが、全くないな。
そうか、ワタクシはずっと、どうして自分がこんなにぎらぎらしていないのか疑問だったのだが、父の影響だったのか。知らなかった。
ぎらぎらするのがいいのかわるいのかよくわからないけど。
少なくとも自分は、ずっと、ぎらぎらを表に出すことはないな。
でも、なんか、うちって、没落貴族みたいだな。
仕事人間で生きてる人が誰もいないんだもの。
父は、仕事はできるし仕事好きだが、出世にあんまり興味がなく、最近はトランペットを毎日吹いているし。前にもいったけど、おばは(すし屋なのだが)写真マニアで、仕事第一って感じじゃないし。うちの母は全然違うし。(うちの母もブラスバンド趣味です)
そういう環境にずっといたワタクシが、バリバリ仕事人間になるってのは、かなり無理があるのかもしれない。
すごくめぐまれているように見えて、すごく不幸な家かもしれない。すごく不幸な自分かもしれない。