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農薬の危険性

2023年03月19日 05時29分40秒 | 農薬
内海聡FBより転載
2022.08.25


ーーー転載開始ーーー

日頃、私たちがよく摂取している食品添加物と並ぶ毒の二大巨頭といえば、「農薬」が挙げられます。

「中国産の野菜は怖い」と言う人がいますが、いやいやどうして、日本の農薬使用量も世界トップレベルです。
経済成長とともに、中国の使用量の伸び率が著しいですが、農薬使用率の1位争いをしているのが日本と韓国なのです。

日本でよく使用されている農薬は、ネオニコチノイド系のほかに、グリホサート系、有機リン系がトップ3に上げられます。

ネオニコチノイド系は、脳のシナプス部分にある神経伝達物質アセリルコリンの受容体に結合し、神経を興奮させる続けることで虫を殺す農薬です。

グリホサート系は植物の成長に必要なアミノ酸生成をストップさせる作用を持つ超強力な農薬で、発ガン性が数多くの調査で指摘されています。

有機リン系は、神経や呼吸系に作用して虫を殺す農薬で、同じ系統に神経ガスとして「サリン」が有名です。

いくら害虫駆除のためとはいえ、こうやって農薬の作用を見るとぞっとしませんか?

農薬を浴びた作物をいくら洗ったとしても細胞まで染み込んだ農薬は洗浄しきれませんから、農薬入りの作物を摂取する恐ろしさを思い知らされます。

たとえば、ネオニコチノイド系の農薬のひとつである「アセタミプリドMRL」のリンゴに対する使用基準はアメリカの2倍、EUの5倍。
いちごはアメリカの倍、EUの50倍。茶葉にいたっては、EUの500倍もの使用基準値を設けています。
日本の使用基準はなぜか飛び抜けて高いのがわかります。

そもそもこのネオニコチノイド系の農薬はミツバチの激減に関係あるとされ、人間の脳にも悪影響を及ぼすとされ、その猛毒性からEUをはじめ、多くの国で使用禁止になっている代物です。

一部のネオニコチノイド系農薬を韓国やアメリカの一部の州で規制。
中国でもネオニコチノイド系と似た性質を持つ「フィプロニル」を規制しているにもかかわらず、日本は世界で危険とされる農薬の残留基準値を緩和する方向にあるのです。

慣行栽培(化学肥料を使った一般の栽培方法)をしている農家も、自分たち用に農薬を使わずに育てた野菜を食べるというダブルスタンダードは、本当によく聞く話です。
農家だって使いたくて農薬を使っているのではないのです。

では、なぜ農薬を使うのでしょうか?
虫食いや不ぞろいな形や汚れは自然である証拠ですが、それを嫌い、キレイな野菜を消費者が求めるからにほかありません。

現代の作物の栄養価が低下している要因のひとつも、農薬の大量散布にあります。
かたちも均一で、虫食いの痕もない、見た目に美しい野菜がどれだけ危険なのかを考えないで、美しさを求めた結果、不健康や病気になっている。
もはや、自業自得としか言えません。

<あなたを殺す食事生かす食事より抜粋>


ーーー転載終了ーーー

 

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