食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2019年04月04日
ーーー転載開始ーーー
中小の回転寿司店はレーンから下げた握りを捨てずに、霧吹きを掛けて再びレーンに乗せている店も少なくありません。
また無能経営者がレーンに大量の皿を流し、結局、売れ残ったネタが、今後、紹介するサービス丼・ネギトロ・軍艦巻き・マヨネーズ和え・揚げ物などに使い回しされます。
使い回しネタには、もう2つの原因があります。
使い回しネタには、もう2つの原因があります。
回転寿司店は客商売だけに、中々、当日の来客数の見込みが当たりません。
天候の急変や店周辺のイベント行事の流れ客の見込み違いが、よく起こります。
既に解凍してしまったネタの中には、翌日に握りとして出すには憚れるものが発生します。
これらがサービス丼から始まり、次々と使い回しされていくのです。
その他にも短期仕入れ計画の失敗、水産業者との立場の弱さから、無理やり在庫を押し込まれるなどの過剰在庫・長期在庫、いわゆる大量の「不良在庫」が発生します。
大半は冷凍品でも、長く保管していれば相当劣化も生じてきます。
大半は冷凍品でも、長く保管していれば相当劣化も生じてきます。
厳密には使い回しではないものの、質の悪いネタは握りとしては出せずに、いきなり前述の使い回しコースを辿ります。
このROUNDでは、これらを一括りに「使い回し品」として、どんなメニューに、どんな細工がされるかをご案内致します。
▽回転寿司のネタの使い回し順序と危険度PHASE/図表
図表補足(投稿者作成)
一般的には、古くなったネタはPHASE1→5へと使い回されていきます。
▽回転寿司のネタの使い回し順序と危険度PHASE/図表
図表補足(投稿者作成)
一般的には、古くなったネタはPHASE1→5へと使い回されていきます。
しかし仕込みの手違いや在庫が増えネタが劣化しそうな場合は、いきなりPHASE2・3・4・5のネタに回されることが発生します。
状況によっては必ずしも図表の通りではなく、臨機応変に使い回されます。
参考/回転寿司店の廃棄率は、優良な店で数%、10%を超えると経営が難しくなると言われています。
参考/回転寿司店の廃棄率は、優良な店で数%、10%を超えると経営が難しくなると言われています。
あくまでもその数値は、使い回しされた後のPHASE5を越えたものです。
従ってPHASE1~5段階途中のネタは、店内で相当あることを物語っています。
店舗の規模にもよりますが、どんな回転寿司店でも、毎日・毎日、日常的に、数十皿から数百皿(×2貫)も売れ残ります。
そうした点から鑑みれば、回転寿司店の使い回しは基本ルーティーンだとご理解頂けると思います。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。
ーーー転載終了ーーー
こちらのブログで、健康を害する恐ろしさ、安全な食品の見極め方など、日々、学ばせていただき、感謝しております。
もう、知らなかった!では、済まされない現実を目の当たりして、安易に、便利を求めてはいけないこと、自分で調べることの大切さ痛感する毎日です。
陰謀論などもいろいろと根が深いようで、個人ではどうにもならないことも多い世の中。せめて、真実を見抜けるような目を養えれば・・・と思います。
毎回、更新を楽しみしております。
梅雨の季節、お身体、大切に。
本当に何も信じられない色の世界ですね
今後ともどうぞよろしくお願いします