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果汁100%のオレンジジュースは多くのポストハーベスト農薬を飲むことに

2023年01月08日 04時47分17秒 | 農薬
2014年03月17日


ーーー転載開始ーーー

米国産オレンジ・レモン、ジュースなど農薬の酷さを知る日本人は少ない



■3回もポストハーベスト農薬が掛けられてからジュースにされる
爽やかな酸味の「オレンジジュース」は、ジュースの中で人気があり定番と言えます。本物の果実を100%使ったジュースは、1990年代の自由化以降のことです。
100%果汁ジュースがふんだんに飲めると言っても、気を付けなければならないことは、ポストハーベスト農薬(収穫後も農薬散布)も“ふんだん”に摂り入れてしまうことです。

オレンジ・グレープフルーツの項で農薬過多の説明をしましたが、カリフォルニアなどの農場では、収穫後のオレンジはブラッシングで傷だらけにされた後、1回目の殺菌剤が散霧状にスプレーされます。
次に白カビを殺す防カビ剤入りのワックスをスプリンクラーのように吹き掛け、3回目は再び緑カビを殺す防カビ剤をスプレーし、やっと出荷されます。
これだけでも問題ですが、ジュースにする際はさらに深刻です。

日本では、そもそも収穫後に農薬を吹き掛けません。
また収穫したらまず果物用として選別出荷し、その残りを水洗いしてジュースなどの加工用に使います。
一方、米国では、収穫したオレンジは選別せずに、前述のように3回もポストハーベスト農薬を掛けます。
そして最終段階になってから、果物用かジュース用に分けるため、当然、ジュースには多量の農薬が含まれる訳です。

▽オレンジ・グレープフルーツに撒かれる農薬成分 (前出)
白カビ防止=「OPP」(オルト・フェニル・フェノール)は、発ガン性があります。
緑カビ防止=「TBZ」(チアン・ベンダ・ゾール)または「イマザリル」で、TBZは催奇形性(胎児の奇形や生物環境の破壊)があります。
※扱い上は食品添加物ですが、実際は強烈な農薬そのものです。

■これが果たしてトロピカルジュース・オレンジジュースなのか?
これほど酷い農薬が使われているオレンジ・レモン・グレープフルーツが輸入されても、違反を取り締まらずに、逆に基準を変えて合法化してしまうのが日本政府のやり方です。
農水省も厚労省も口を閉ざしたままのため、多くの皆様もご存じありません。
カリフォルニアやトロピカルなどのイメージで販売しても、所詮、相当に農薬が入ったジュースです。

果汁100%であっても「濃縮還元タイプ」のジュースは、米国で水分を飛ばし加熱殺菌して、量を1/5~1/6にします。
濃縮液が日本に輸入されてから、水を5~6倍加えるのです。
味や香りが減退しそのままでは飲める代物ではないので、砂糖・酸味料・香料・ビタミンCなどを加えます。
爽やかなオレンジの香りは、実は香料の香りなのです。
濃縮液はタンクやドラム缶に詰め、冷凍されたまま国内で随時流通します。
そのままなら、5年ぐらいは大丈夫だそうです。

これがどうして、“カリフォルニアやトロピカルな味”なのでしょうか!?
健康によかれと思うのは、錯覚です。
女性や子供さんには、勧められません。
農薬以外にも、カロリーが高いのでやめましょう。
国産の蜜柑(みかん)ジュースなら、ポストハーベスト農薬は使われていないので、全体の農薬はかなり少ないと言えます。


ーーー転載終了ーーー

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