奈良市の一条整体院ブログより転載
2014年2月20日
ーーー転載開始ーーー
痩せる塩と太る塩
「痩せる塩」と「太る塩」
「塩」を減らすことは、ダイエットにとって重要。
「ダイエットには減塩が重要」と言うことは、有名になりつつある。
しかし、塩は料理の味つけに欠かせない・・・。
そこで、食塩には、太る塩と痩せる塩があることを、説明したい。
太る塩とは、体がむくんで、食欲が増えすぎて太るだけでなく、高血圧、などの病気になったり便秘、薄毛の原因にもなる。
痩せる塩とは痩せやすい体を作るだけでなく、美肌、快便、血圧の安定などに効果がある塩のこと。
それなら、健康に良い塩を使いたい。
しかし、塩売り場で、そんな説明はしてくれ無いので、どれを買ったらいいか分からない・・・
そこを説明。
まずは、
化学薬品塩
これは、イオン交換樹脂膜法によってつくる塩。
(塩化ナトリウムが99%以上)
私たちが使う塩のほとんどがこれ。
食塩、食卓塩、クッキングソルトなど。
「精製された塩」とも呼ばれる。
これは、体を壊す、健康に悪い塩。
海の塩が精製され、ミネラルを全部捨てられて、
100%、塩化ナトリウムができるが、
そのままだと湿気で固まるので、
固まらないように「炭酸マグネシウム」をわずかに添加する。
それ以外はほとんど何も含まれていない化学的に合成した塩。
この体に悪い塩が、私たちが食べる、ほとんどの食品に使われる
たとえばソースや味噌、醤油 ドレッシングなどの調味料、スーパーやコンビニのお惣菜や弁当、レトルト食品やカップラーメンなどの保存食品
もちろん外食なども・・・
「天然塩使用」などの特別な表記がない限り、ほとんど全てが、この「精製された塩」が使われている
この精製された塩は、いくらダイエットしても下半身が痩せない人、足がむくむ人、薄毛が進んできた人や、高血圧の薬を飲んでいる人も、精製された塩を使っていたら・・・。
つまり、
私たちが毎日食べているのは、塩化ナトリウムが99.6%以上の化学塩。
精製された純度の高い塩で、ミネラルを含まない塩。
これは食品の塩とはいえない塩化ナトリウムという化学物質、
薬局で売るべき副作用のある化学合成薬品。
そうなった原因は、1997年に塩専売法が撤廃されたため。
自然塩の製造販売の自由化が認可され、自然な塩で健康を取り戻すチャンスが来た。
しかし、テレビやマスコミではあまり取り上げない。
そして20年も、精製された塩を使ってきた時代が長かったため、その精製された塩によって病気になった人々が続出。
それを見た、医師や栄養士が減塩思想を広めたために、健康である人まで極端に減塩して必要な塩分まで不足して、 低血圧や低体温、免疫力低下、記憶力低下・・・。
また他の病気が増えてしまった。
【まとめ
- 精製された塩は体のバランスを崩す。
- 「減塩」商品は逆に体に毒。
- 天然塩っぽいニセモノ天然塩が多くある。
韓国のテレビ番組で、水槽に、天然塩と精製塩でそれぞれ作った塩水に、魚を入れる実験をした。
天然塩の魚は元気に泳ぎ回っていたが、精製塩の魚は動かなくなって、死んでしまった・・・。
さて、天然塩には、自然治癒力を高める。
自然治癒力とは、ここでは、例えばダイエットなら、「太っている人は痩せ、痩せすぎの人は正常になる。」
健康面なら、「血圧の高い人は下がり、血圧の低すぎの人は上がる」
などのようなもの。
精製された塩は痩せにくい体になり、痩せていても筋肉がなく、脂肪だけが残って
二の腕のお肉タルタルや目の周りに小じわ、法令線がクッキリと老け顔になる。
では「体健康になる塩、痩せる塩」はどれか?
再生加工塩
これは、よく騙されるニセ天然塩。
まず輸入天日塩(工業用の原料塩)を海水で溶かして加熱し、塩化ナトリウム99%以上に精製する。
この時にミネラルが失われるが、ニガリやミネラルを添加して、作った人工的な塩。
値段は1kgで200円~400円くらいと安いので、スーパーなどでよく置いてある。
『伯方の塩、赤穂の天塩、あらしお、昔塩、なると浜の塩、おふくろの塩、沖縄の塩、天日塩、南の極み、などなど』
他にも多数ある。
パッケージを見ただけでは、海水を使った自然塩。
しかし、後からニガリを添加する天然塩もどきが、たくさんある。
私も自然塩を使ってると思って伯方の塩や、赤穂の天塩を遣っていた・・・。
では「天然の塩もどき」から 薬膳やマクロビなどでも実際に使われている自然塩を紹介。
天日干し加熱塩
天日干しをして、さらに加熱加工した物。
物により、低温平窯でじっくり加熱するため、ミネラル分は多い。
値段は1Kgで1000~2000円くらい。
『海の精、能登の浜塩、男鹿半島の塩、自然海塩、あらなみ塩、など』
加熱して無くなる成分が無くなってしまっているが、比較的、安いので、加熱料理のときに使うとよい。
天日干し塩
一番良いのは、この完全天日干しの自然塩
塩田の海水を、太陽と風だけで、自然乾燥、結晶させても、加熱や添加は一切しておらず 、海のミネラルが、ほとんど含まれる。
値段は1kg3000~6000円くらいとかなり高い。
しかし、塩は砂糖のように大量に使うわけではないので、 健康のことを考えれば、子供たちや、これから赤ちゃんを産みたいと考える女性には、ぜひ使っていただきたい。
『海の晶、小笠原自然海塩、いごてつ、室戸海洋深層水塩など』
オーガニック専門店や専門通販などで、買えます。
食に気を使う方は御用達の有名な塩。
★完全天日塩の「海の晶」(240g・788円)
これは高いので、生サラダや漬物、発酵させる塩麹を作る時など、加熱をしない時だけに使うのがオススメ。
「奥能登海の塩」もオススメ。
完全天日干しは値段が高いので、加熱する料理には、天日干し加熱塩を使うと良い。
その中でも、低温加熱の物は人間の体温に近い温度で作ってるので、体内に入った時に、体に必要とされるミネラル分が吸収されやすいという。
では、岩塩は?
岩塩は、天然塩ではありますが、岩塩になるまでの時間が長くかかり、 ミネラル配合のバランスが悪い物もあるが、精製された塩を使うよりは、良い。
でも、やはり海のミネラルバランスがベスト。
マクロビや薬膳なんかでは、必ず海水の自然塩を使う。
マクロビなどで「身土不二」という言葉がある。
「その土地で生まれ育った人は、その土地でできた食物が最も体に適している」
という意味。
日本の土壌では、岩塩の持つミネラルバランスより、海水の自然塩ががオススメで。
以上が、太る、体に悪い塩と痩せる、健康になる塩の違いでした。
http://ameblo.jp/miuhenge/entry-11240758264.html
カティー体内美フード薬膳師のブログより引用
ーーー以上転載ーーー