認知症スタッフ働いて輝く
注文の「間違い」が多い料理店、認知症スタッフ働いて輝く ミスも許容、客も笑顔に
2024年11月9日 05時10分 (11月9日 09時30分更新)
注文の「間違い」が多い料理店、認知症スタッフ働いて輝く ミスも許容、客も笑顔に:中日新聞Web
名古屋市内の介護福祉士ら有志が、認知症のお年寄りにスタッフとして働いてもらう「レストラン」の開催に取り組んでいる。「注文をまちがえるCafe Rest(カフェレスト)」。お年寄りが元気な姿を見せ、客を癒やす。客は注文や配膳がままならなくても受け入れる。そこには、優しい空気が流れている。
10月上旬、千種区のうどん店「山本屋大久手店」。3人のお年寄りがはつらつと働いていた。山田和子さん(87)=名東区、野村久子さん(72)=千種区、土赤伸生さん(62)=中区。皆、認知症がありながら、麺打ちだけでなく、注文から配膳までを任されていた。