名古屋健康禁煙クラブ

禁煙席でグルメする。名古屋健康禁煙クラブからのお知らせ

JTリスク要因

2015年03月04日 | 名古屋健康禁煙クラブ
早稲田大学商学部広田ゼミナール4年による
JTの情報のページ

http://www.waseda.jp/sem-hirota/studies/thesis/sotsuron2010-jt.pdf#search='%EF%BC%AA%EF%BC%B4+%E5%92%8C%E8%A7%A3%E9%87%91'

リスク要因
() 訴訟リスク
1998年にたばこによる健康被害をうけたとして、JTと国に対し賠償請求した「たばこ病訴訟」というも
のがあった。原告の疾患は他の様々な要因とも関係しており、たばことの因果関係は認められず棄却され
た。しかし、今後禁煙志向の高まりや健康志向の高まりとともに、こうした訴訟が増大するリスクも高ま
ると考えられる。

() 中国たばこ総公社の海外進出
現在、世界では年間約 6 兆本のタバコが消費されており、そのうちの2兆本が中国で消費されている。
また、中国では喫煙に関する規制がなく、喫煙率が高い。しかし、中国のたばこ事業は閉鎖的で、中国国
内でたばこの販売を認められている会社は国営企業である「中国たばこ総公社」の 1 社のみである。今後、
中国たばこ総公社が海外進出を果たす場合、中国市場も開けると考えられる。そのようになった場合、JT
は中国に進出を行い業績に大きな影響を与えられるであろうと考えられる。

() 天下り社長リスク
JT は財務省に株式の半数を保有されており、代々財務省の官僚が天下りして社長の座についている。財
務省が株式の半数を保有し、かつ、財務省の元官僚が社長をしているため、JT は自社の企業価値の最大化
を目指すのではなく、財務省にとって都合のよい行動をとることが考えられ、企業価値を損ねる行動を
とる可能性がある。


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