「タバコ大国」中国で禁煙条例施行 罰金1万円、贈答禁止等
2014.11.30 NEWSポストセブンのニュースより
喫煙者が3億人といわれる「タバコ大国」中国で、公道や公共の場での
全面的な禁煙を定める条例が11月下旬、公布され
2015年に施行される。
中国は受動喫煙被害が7億4000万人に及び、喫煙が原因とされる死
者が毎年136万6000人にものぼっているためだ。
罰金も最高500元(約1万円)と北京市民の平均月収の約6分の1と非常
に高額になっているほか、今後はテレビドラマや映画でも喫煙シーンはカッ
トされる方針だという。これに対して、ネット上では「『禁煙後進国』の実態
をさらけ出しただけとの辛辣な批判が上がっている。
中国メディアによると、中国では3年前の2011年、「公共の場所での衛生
管理條例實施細則」が施行。公共の場所での喫煙の禁止が決められてい
るが、実効性はほとんどないことから、今回の条例の制定となった。
喫煙が禁止されている場所も細かく設定されており、エスカレーターや建
物内の廊下、地下道などのいわゆる公道のほか、学校などの教育施設内
や病院などの医療機関、スポーツ施設全般や公共交通機関などだ。
さらに、職種によっても、喫煙が禁止されており、党や国家機関、医療機
関や教育機関の職員は禁止が義務づけられる。さらに、タバコを贈答品と
して購入することも禁じられた。
また、新聞やテレビ、ラジオ、映画などのメディアを統括する政府機関で
は、必要がない喫煙シーンや写真は使わないように厳格に指導することに
しており、罰金も最大で3万元が課せられる。
2014.11.30 NEWSポストセブンのニュースより
喫煙者が3億人といわれる「タバコ大国」中国で、公道や公共の場での
全面的な禁煙を定める条例が11月下旬、公布され
2015年に施行される。
中国は受動喫煙被害が7億4000万人に及び、喫煙が原因とされる死
者が毎年136万6000人にものぼっているためだ。
罰金も最高500元(約1万円)と北京市民の平均月収の約6分の1と非常
に高額になっているほか、今後はテレビドラマや映画でも喫煙シーンはカッ
トされる方針だという。これに対して、ネット上では「『禁煙後進国』の実態
をさらけ出しただけとの辛辣な批判が上がっている。
中国メディアによると、中国では3年前の2011年、「公共の場所での衛生
管理條例實施細則」が施行。公共の場所での喫煙の禁止が決められてい
るが、実効性はほとんどないことから、今回の条例の制定となった。
喫煙が禁止されている場所も細かく設定されており、エスカレーターや建
物内の廊下、地下道などのいわゆる公道のほか、学校などの教育施設内
や病院などの医療機関、スポーツ施設全般や公共交通機関などだ。
さらに、職種によっても、喫煙が禁止されており、党や国家機関、医療機
関や教育機関の職員は禁止が義務づけられる。さらに、タバコを贈答品と
して購入することも禁じられた。
また、新聞やテレビ、ラジオ、映画などのメディアを統括する政府機関で
は、必要がない喫煙シーンや写真は使わないように厳格に指導することに
しており、罰金も最大で3万元が課せられる。