その日は3月なのに暑くて
仕事で外回りをしていて
お昼を食べてないのを思い出した
セブンイレブンによることに
車を止めてから
お客様への電話するのを
思い出した
揺れた
世界が
信じられない
大きさで
セブンイレブンのガラスが割れる
今、目の前に起きてることが
現実なのか自分でも自信がない
非常事態
揺れが収まるまで待った
私は実家に電話した
繋がらない
妹の携帯にメールする
返信がくるかどうか不安だけど
車は無事だった
ラジオを聴く
「岩手沖で大きな揺れを観測…」
なおも小さく揺れる
1時間近く
セブンイレブンの駐車場で
様子を伺った
お腹が減ったし
どうしよう?
と思っていたら
セブンイレブンの店員さんが
「停電になっても
非常用電源があるので
買い物できますよ」
と親切に声をかけてくれた
私はお言葉に甘えて
ガラスの破片を踏まないように
薄暗い店内で買う物を決めていく
動物的本能で
食べ物だけは
確保しようと思い
お弁当と
日持ちするお菓子と
飲み物を
かごいっぱいに買った
妹からメールが来た
会社からもメールが来た
ひとまず家に帰ろう
水戸の自分のアパートまで
何もなかったら30分で帰れるのに
どこの道も渋滞していた
電柱は斜めになっているものや
道路は亀裂が走っていた
信号機は
ただ立っているだけだった
着いた頃には
夕方だった
幸い
私の部屋の被害は
飲みかけのコーヒーが
こぼれたくらいだった
しかし
電気も水道も
ライフラインは使いものにならない
でも
有難いことに
私のアパートの向かい側は小学校
ライフラインが駄目でも
いざという時は
小学校に避難しよう
このまま部屋で一晩
過ごすのも怖いから
車の中で一晩過ごした
あれから、5年
もう、5年
上手く言葉に出来ない
今でも私は津波や震災の映像を
長い時間みることが出来ない
亡くなった方や
残された方の気持ちを考えると
つらくて、つらくて
どうしようもない気持に
押しつぶされてしまう
亡くなられた方に
私が出来ることは
何もないけれど
せめて祈りだけでも
仕事で外回りをしていて
お昼を食べてないのを思い出した
セブンイレブンによることに
車を止めてから
お客様への電話するのを
思い出した
揺れた
世界が
信じられない
大きさで
セブンイレブンのガラスが割れる
今、目の前に起きてることが
現実なのか自分でも自信がない
非常事態
揺れが収まるまで待った
私は実家に電話した
繋がらない
妹の携帯にメールする
返信がくるかどうか不安だけど
車は無事だった
ラジオを聴く
「岩手沖で大きな揺れを観測…」
なおも小さく揺れる
1時間近く
セブンイレブンの駐車場で
様子を伺った
お腹が減ったし
どうしよう?
と思っていたら
セブンイレブンの店員さんが
「停電になっても
非常用電源があるので
買い物できますよ」
と親切に声をかけてくれた
私はお言葉に甘えて
ガラスの破片を踏まないように
薄暗い店内で買う物を決めていく
動物的本能で
食べ物だけは
確保しようと思い
お弁当と
日持ちするお菓子と
飲み物を
かごいっぱいに買った
妹からメールが来た
会社からもメールが来た
ひとまず家に帰ろう
水戸の自分のアパートまで
何もなかったら30分で帰れるのに
どこの道も渋滞していた
電柱は斜めになっているものや
道路は亀裂が走っていた
信号機は
ただ立っているだけだった
着いた頃には
夕方だった
幸い
私の部屋の被害は
飲みかけのコーヒーが
こぼれたくらいだった
しかし
電気も水道も
ライフラインは使いものにならない
でも
有難いことに
私のアパートの向かい側は小学校
ライフラインが駄目でも
いざという時は
小学校に避難しよう
このまま部屋で一晩
過ごすのも怖いから
車の中で一晩過ごした
あれから、5年
もう、5年
上手く言葉に出来ない
今でも私は津波や震災の映像を
長い時間みることが出来ない
亡くなった方や
残された方の気持ちを考えると
つらくて、つらくて
どうしようもない気持に
押しつぶされてしまう
亡くなられた方に
私が出来ることは
何もないけれど
せめて祈りだけでも