「時間と空間のはざまで。」
何かを待っている
時間と空間のはざまで。
繰り返し繰り返し
やってくる時間のはざま。
嫌ここでは
そうではなくて
もう少し違った
空間があった。
文字列ではない
時間と空間。
何かを足したり
何かを加えたり
そのたびごとに
変えてゆく
形を変え
品を変え
進んでゆく
時間と空間のはざま。
何も表せない
口では到底
現わすことができない
時間と空間のはざま。
繰り返しやってくる
空間が
わたしをまた
同じ場所に
戻していく。
どこだったか
この場所であったのか
それとも
違うところでの
認識だったのか。
時間を飛ばし
空間に居座り
いつまでも
そこから抜け出せないでいる。
繰り返す
時間と空間のはざま。
宇宙の空の中で
繰り返される
あらゆる事象が
そこで行われる。
時間を戻し
空間が繰り返される。