雑記帳

豊田市在住 あきたんの日記風ブログ 様々なジャンルのブログです。

🎥 空海ーKUKAIー美しき王妃の謎 妖猫传/妖猫伝/Legend of the Demon Cat

2024-11-02 18:34:49 | 観物/聴物
🎥 空海ーKUKAIー美しき王妃の謎
2017年製作
妖猫传/妖猫伝/Legend of the Demon Cat
上映日:2018年02月24日
製作国:中国 日本
上映時間:132分
ジャンル:サスペンス 歴史 
配給:KADOKAWA
≪解説 あらすじ≫
 弘法大師としても知られる真言宗の開祖で、遣唐使として中国に渡った若き日の空海が、詩人・白楽天とともに唐の都長安を揺るがす巨大な謎に迫る姿を描いた歴史スペクタクル大作。夢枕獏の小説『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』をチェン・カイコー(陳凱歌)監督が映画化。第30回東京国際映画祭にて、東京国際映画祭第30回記念のオープニングスペシャル作品として上映された。主人公の空海を海外作品初挑戦となる染谷将太が演じた。空海の相棒となる白楽天を中国の人気俳優ホアン・シュアン、物語の鍵を握る楊貴妃を台湾出身のチャン・ロンロンが演じるほか、日本から阿部寛、松坂慶子らが参加している。
 遣唐使として唐の長安へ渡った沙門空海は、優れた祈祷師として皇帝の寝所に招かれた。皇帝は七日間も眠れず異様に苦しんでいたが、空海の眼の前で悶え死んだ。王宮には居ないはずの黒猫が皇帝の側にいた形跡と「次は季誦(皇太子)だ」という呪いの木札を見つける空海。皇帝の記録係として死去を目撃した白楽天は、「風邪で崩御」と穏便に記すよう命じられたが虚偽を書けずに役職を解雇された。詩人として生きることが天職だとうそぶき、空海と行動を共にするようになる白楽天。王宮の警護隊長である陳雲樵の屋敷に、喋る黒猫が現れたという噂を聞き、雲樵を監視する空海と白楽天。雲樵は、黒猫のお告げで銭を手に入れ遊郭で豪遊したが、現れた黒猫に宴を滅茶苦茶に荒らされた。「借りを返せ」「明日、屋敷に行く」と告げて消える黒猫。この事件に白楽天が関わったのは、彼が書いている詩「長恨歌」が原因だと推理する空海。「長恨歌」は三代前の皇帝・玄宗と妃の楊貴妃の愛を綴った詩だが、黒猫はその内容が誤りだと伝えようとしていたのだ。雲樵の屋敷に赴き、黒猫が憑依した雲樵の妻・春琴と対話して、楊貴妃が史実と異なり生き埋めにされた事実と、それを恨む者が子々孫々まで祟っていると知る空海と白楽天。雲樵が狙われたのは彼自身の罪ではなく、彼の父が命令で楊貴妃を生き埋めにしたためだった。黒猫が去って恨みは消えたかと思われたが、錯乱した雲樵は妻の春琴を絞め殺し、気が触れてしまった。白楽天は「長恨歌」を書くために、先代の王宮に忍び込み、安置されていた玄宗の遺品から楊貴妃の遺髪を盗むことまでしていた。黒猫は愛の物語が偽りだと知らせようとしたが、納得できない白楽天。空海と白楽天は楊貴妃の侍女だった老婆を訪ね、楊貴妃が史実通りに絞め殺されたという証言を得たが、直後に老婆は黒猫に殺された。30年前、長安の王宮には阿倍仲麻呂が仕えていた。遣唐使だったが楊貴妃に恋した仲麻呂は帰国せずに唐で高官となり生涯を終えたのだ。仲麻呂の側女(そばめ)だった女性から彼の日記を譲り受け、楊貴妃の誕生日を祝った「極楽の宴」の様子を知る空海たち「極楽の宴」は詩仙と謳われる李白が楊貴妃を讃える詩を詠んだ大宴会だった。そこには高名な幻術師の黃鶴と、その弟子の若い丹龍と白龍も招かれていた。だが、宴の10日後には安禄山が反乱を起こし、玄宗と楊貴妃は長安から脱出した。玄宗を守る護衛の兵たちは、途中の馬嵬駅で反旗を翻した。安禄山が楊貴妃を欲していたために、楊貴妃を殺せば安禄山も収まると玄宗に迫ったのだ。玄宗に付き従って来た黃鶴は、幻術によって貴妃を眠らせ、死んだように見せかけると進言して貴妃や一同を納得させた。表向きは楊貴妃を扼殺したと発表し、軍の統制を取り戻す玄宗。仲麻呂の日記に従って楊貴妃を葬った古い墓を探し当てる空海と白楽天。そこには空の石棺だけが残されていた。その場に現れ、過去のビジョンを見せる黒猫。楊貴妃を助けに来たのは、命令に背いて勝手に動いた若い幻術師の丹龍と白龍だった。しかし、楊貴妃は石棺の中で目覚めて錯乱し、既にこと切れていた。楊貴妃を慕い、彼女がいずれ目覚めると信じて遺体を山の洞窟に移す白龍。丹龍は楊貴妃が死んだと諦め、二度と苦痛を覚えない教えを求めると言って姿を消した。楊貴妃の身体は幻術によって保存され続けたが、最後の夜に飲まされた毒酒によって痛み始めた。その害を止める為に毒を吸い、己の身体に移す白龍。そして、貴妃を守り続ける為に死ぬ直前に黒猫に自分の魂を移した。その猫は玄宗が寵愛し、楊貴妃の為に墓に残した飼い猫だった。猫となった後、王宮に戻り、貴妃を救わずに見捨てた玄宗の目を引っ掻いて潰す黒猫。長安の町には地面にスイカの種を蒔き、あっと言う間に実らせた幻の実を売る怪しげな幻術師がいた。この幻術師から招待を受ける空海と白楽天。現場には黒猫も現れた。幻術師の正体は丹龍であり、30年間、白龍と楊貴妃を見守っていたと告げて楊貴妃の遺体をその場に出現させた。遺体は美しいが抜け殻だと空海に看破され、認めたくなかっただけだと黒猫が打ち明けた時、白龍の魂は鶴と化して昇天し、黒猫は寿命が尽きて息絶えた。白楽天は長恨歌を書き換えなかった。詩を書いたのは白龍だと笑う白楽天。空海は帰国を前に念願だった大唐密教の総本山・青龍寺の恵果和尚との対面が叶った。恵果和尚こそ丹龍であり、スイカ売りの幻術師だと空海は見抜いていた。

★★★☆☆
●いやあ、映像美ですね。阿倍仲麻呂役の阿部寛の役回りが今一つなのは、日中合作で、楊貴妃との恋愛は、不
評とみたか。そのためちょっと、中途半端な感じで終わってしまった。タイムリーな時期に映画館で観てますが
やはり、阿部寛の出番が中途半端なところは、不満だったようです。さて、楊貴妃はどのようにして亡くなった
のか。それが大きな謎だったというわけです。妖描を通して、楊貴妃の死の真相が明らかになっていく。玄宗皇
帝は、追い詰められ、楊貴妃の首を差し出さなければ、殺されるという立場にあり、そこで幻術師に仮死させる
幻術をかけさせ、あとで目覚めさせるという方法を取ったが、実は、仮死させることができるのは2日間だけで
石棺の中に死んだものとして埋葬されてしまっては、助け出すことができない、それを知った幻術師の弟子達は
何とか助け出そうとしたが、できずに楊貴妃を死なせてしまった。その恨みを晴らすため、幻術師の弟子の一人
が、黒猫に憑依して、楊貴妃の死にかかわった者たちに復讐を仕掛けていく。
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🎥 シン・ウルトラマン

2024-10-28 18:36:27 | 観物/聴物
🎥 シン・ウルトラマン
2022年製作
上映日:2022年05月13日
製作国:日本
上映時間:112分
ジャンル:アクション
配給:東宝
≪解説 あらすじ≫
 2022年5月13日に公開された日本のSF特撮映画。1966年に放送された特撮テレビドラマ『ウルトラマン』を現在の時代に置き換えた「リブート」映画であり、タイトルロゴには「空想特撮映画」と謳われている。円谷プロダクション、東宝、カラーが共同で製作し、スタッフとして、企画・脚本の庵野秀明、監督の樋口真嗣など『シン・ゴジラ』の製作陣が参加する。キャッチコピーは「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」、「空想と浪漫。そして、友情。」。劇中に登場するウルトラマンのデザインは、「ウルトラQ」「ウルトラマン」などの美術監督として同シリーズの世界観構築に多大な功績を残した成田亨が1983年に描いた絵画「真実と正義と美の化身」がコンセプトとなっている。
 物語の舞台は巨大不明生物「禍威獣(カイジュウ)」が出現し被害が発生している日本である。日本政府は防災庁・禍威獣特設対策室(略称:禍特対(カトクタイ))を設立し禍威獣対策に当たっていた。そんな中、禍威獣ネロンガの出現時に謎の巨人が大気圏外から飛来し、これを撃退して去っていく。一方、巨人が飛来した際、逃げ遅れた子どもの保護にあたっていた禍特対の神永新二は、衝撃からその子をかばって死亡する。光の星から来た外星人であった巨人は、神永の自己犠牲を見て人類に興味を示し、神永と一体化する。そして、必要に応じて「ベーターカプセル」で巨人に戻りつつも、禍特対の一員として人類を理解していく。巨人は続く禍威獣ガボラも撃退し、禍特対はその人類に配慮した戦法と去り際の一瞥から、「巨大人型生物 ウルトラマン(仮)」と命名された巨人が意思疎通可能な知的生命体であると推察する。ウルトラマンの存在が公となる中、日本政府に接触した外星人ザラブは、宇宙文明の超技術を背景に不平等条約を締結しようとするが、真の目的は人類を内戦状態にし自滅させることにあった。ザラブは陰謀を察知した神永=ウルトラマンを拉致監禁し、ウルトラマンの正体が神永であることを世界中にリークする。さらに、にせウルトラマンに化けて破壊行為を行い、彼の抹殺を日本政府に提案するザラブだったが、禍特対の浅見弘子に救出された神永=ウルトラマンの手で撃退される。しかし、正体が知れ渡った神永=ウルトラマンは人間社会に居場所を失う。新たに日本政府に接触した外星人メフィラスは、ベーターシステムによって強大な生物兵器に転用できる人類を独占管理しようと目論んでいた。彼はベーターシステムの実演として浅見を巨大化してみせた上で、ベーターシステムを活用した人類の巨大化による敵性外星人からの自衛を提案し、日本政府にベーターシステムを供与する代わりに自らを人類の上位存在として認めさせるという密約を交わす。一方、メフィラスは神永=ウルトラマンと接触し、禍威獣は地球に放置されていた生物兵器を目覚めさせたもので、ウルトラマンを誘き出すために自らが放ったことを明かす。神永=ウルトラマンは地球における共闘を持ち掛けられるが、外星人による地球文明への干渉を嫌ってこれを拒絶、禍特対の協力の下、ベーターシステム引き渡しの場を急襲する。メフィラスはウルトラマンとの戦闘を優位に進めるが、光の星からの新たな使いの出現により地球の命運を悟り、ベーターシステムを回収して撤退する。このとき訪れた光の星からの新たな使いゾーフィは、ウルトラマンが神永と一体化したことで人類が生物兵器に転用できることが宇宙中に知れ渡ったため、人類は危険な存在として殲滅されることを告げ、地球を太陽系もろとも滅却する天体制圧用最終兵器ゼットンを衛星軌道上に展開する。神永=ウルトラマンはゼットンの存在を禍特対に明かした上で、単身ゼットンに挑むが敗退し、神永の姿に戻って一時昏睡に陥る。ウルトラマンの敗退に政府関係者が絶望に陥る中、神永=ウルトラマンが残したUSBメモリーにベーターシステムの基礎原理が書かれていることが判り、禍特対の滝明久を中心に世界中の科学者が知恵を集め、ベーターシステムを応用して次元の裂け目を作りゼットンを異次元に飛ばすという作戦を編み出す。この作戦は実行するウルトラマン自身も異次元に飛ばされる危険が高く、禍特対班長の田村君男は実行を躊躇するが、神永=ウルトラマンは自己犠牲を厭わず人類を守ることを優先し快諾、作戦を成功させる。しかし、ウルトラマンは次元の裂け目から脱出できず、異次元に飛ばされてしまう。異次元を漂うウルトラマンの前に、彼の「生きたい」という意思を辿ってゾーフィが現れ、人類の知性と健闘を認めて殲滅を中止したことを告げる。彼はウルトラマンを光の星に連れ帰ろうとするが、今後の人類の行く末を案じたウルトラマンはこれを拒絶、神永に自分の命を与えてほしいと頼む。その意を汲んだゾーフィは、ウルトラマンと神永を分離する。次の瞬間、神永は禍特対の仲間たちに迎えられて目を覚ました。

★★★☆☆
●う~ん ちょっと考えてしまうな。あれだけ、政治、が絡んでくるとウルトラマンを楽しめない。空想特撮
なんですから、人間の政治をあまりにも持ち込むのは、な。科特隊も禍特対っていう難しい文字になってるし
ね。最後には、人類は生物兵器に転用できるだと。それにしてもメフィラス星人は、ゾフィーを見て、あっさ
り撤退していったね。敵わないことは知っていたんだ。そして、ゼットンは、ゾフィーが持ってきた最終兵器
だったとは。こんな危険な生物は殲滅してしまえ、ってことなんでしょうけど、宇宙生命体に対する考え方が
ちょっと偏ってる気がしますね。M78星雲ではどのような思想があるんでしょう。今度聴いてみたい。最後は
ウルトラマンの最終回のように人と分離して、命をささげてしまう、ウルトラマン。そこはちょっと悲しいな。
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🎥 THE BATMAN-ザ・バットマンー The Batman

2024-10-28 06:46:15 | 観物/聴物
THE BATMAN-ザ・バットマンー
2022年製作
The Batman
上映日:2022年03月11日
製作国:アメリカ
上映時間:176分
ジャンル:アクション ドラマク ライム
配給:ワーナー・ブラザース映画
≪解説 あらすじ≫
 DCコミックスの「バットマン」に基づく2022年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。バットマン映画フランチャイズのリブート作品に当たる。コロナ禍で当初予定していた2021年6月の公開から2度延期され、2022年3月4日に米国で公開された。監督をマット・リーヴス、脚本をリーヴスとピーター・クレイグ、主人公のブルース・ウェイン / バットマン役をロバート・パティンソンが務める。その他、ゾーイ・クラヴィッツ、ポール・ダノ、ジェフリー・ライト、コリン・ファレルらが出演する。本作はマット・リーヴス監督による「バットバース」の1作目であり、2本の続編と幾つかのスピンオフ作品が予定されている。
 青年ブルース・ウェイン( ロバート・パティンソン)がバットマンになろうとしていく姿と、社会に蔓延する嘘を暴いていく知能犯リドラー(ポール・ダノ)によってブルースの人間としての本性がむき出しにされていく様を描く。両親を殺された過去を持つ青年ブルースは復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せる「バットマン」となった。ブルースがバットマンとして悪と対峙するようになって2年目になったある日、権力者を標的とした連続殺人事件が発生。史上最狂の知能犯リドラーが犯人として名乗りを上げる。リドラーは犯行の際、必ず「なぞなぞ」を残し、警察やブルースを挑発する。やがて権力者たちの陰謀やブルースにまつわる過去、ブルースの亡き父が犯した罪が暴かれていく。

★★★☆☆
●まあ、最後には、悪には勝つのは目に見えているんですが、ブルースの亡き父が誤った判断で罪を犯してしまい
警察へ自首する、という寸前に両親とも殺されてしまった。その謎がリドラーを追うことで明らかになっていく。
大体が、バットマンは夜に活動するんで、暗い場面が多くなり、どうしても暗いイメージになってしまう。いわ
ゆるダークヒーローってやつですからね。キャットウーマンは、特に装備もつけていないのにすごい運動能力です。
CGでなく実写だったらすごいのにね。
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🎥 ロボコップ ROBOCOP

2024-10-21 18:46:53 | 観物/聴物
🎥 ロボコップ
2014年製作
ROBOCOP
上映日:2014年3月14日
製作国:アメリカ
上映時間:117分
ジャンル:SF アクション
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
≪解説 あらすじ≫
 ジョゼ・パジーリャ監督による2014年のアメリカ合衆国のSFアクション映画である。1987年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画『ロボコップ』のリメイクかつリブートで、通算では4作目である。ロボコップ役はジョエル・キナマンが演じる。2005年にスクリーン ジェムズにより初めてリメイクが発表されたが中止となった。その後MGMにより企画が進められ、ダーレン・アロノフスキーが監督、デヴィッド・セルフ(英語版)が脚本に起用され、2010年公開が予定された。その後、度重なる製作延期の末、2011年にパジーリャが新たに契約を交わした。2012年3月、MGMは2013年8月公開を発表したが、後に2014年2月に変更された。主要キャストは2012年3月から7月頃に決定した。主要撮影は2012年9月にカナダのトロント、バンクーバー、ハミルトン、さらにアメリカ合衆国のデトロイトで行われた。
 2028年、巨大企業オムニコープ社がロボット・テクノロジーの分野で支配的な地位を占めていた。アメリカのデトロイトで愛する家族とともに幸せな生活を送っていた勤勉な警官アレックス・マーフィー(ジョエル・キナマン)は、ある日の勤務中に重傷を負う。生死の境を彷徨いながらも、オムニコープ社の最新ロボット技術によって奇跡的に一命を取り留めるアレックス。だがそれは、普通の人間ではなく、驚異的な能力を持つサイボーグ警官“ロボコップ”に生まれ変わることを意味していた。新たな命を得て数々の凶悪犯罪に立ち向かうアレックスだったが、やがて予想をもしなかった問題に直面することに。世界では巨大な多国籍企業オムニコープのロボットが軍事目的に利用され、成果を上げていた。しかし米国では、そのようなロボット利用が法律で禁じられている。米国でも自社ロボットの使用を広めたいと考えるオムニコープのトップ、セラーズ (マイケル・キートン)は、人間を機械の中に入れる計画を打ち出す。 デトロイトでは、警官アレックス・マーフィとジャック( マイケル・K・ウィリアムズ)が、犯罪組織のボス、バロン(パトリック・ガロウ)を追っている。ある日、密かにバロンと通じる同僚2人の陰謀によって車が爆発し、アレックスは重度の火傷と手足の切断という重症を負う。オムニコープのノートン博士( ゲイリー・オールドマン)は、アレックスの体を計画に利用するため、妻クララ( アビー・コーニッシュ)を説得する。頭部・心臓・肺を残し、ロボコップとして生まれ変わったアレックスは、警官として目覚ましい活躍を見せるようになる。その一方で、感情がプログラムに干渉することを避けるために感情レベルを下げられ、自分の家族にも関心が持てなくなっていた。ついにアレックスはバロン打倒に成功するが、同時に自分の暗殺計画に同僚が関わっていたことを知る。人間としての感情に押され、プログラムされた行動を超えて復讐に乗り出すアレックス。報告を受けたセラーズは、アレックスの破壊を命じる。これを知ったノートン博士の協力で辛くも破壊を免れたアレックスは、セラーズに立ち向かうため、オムニコープ本社へ向かう。ジャックの援護を得たアレックスは、片腕を失いつつも、本社を守るロボットを次々に倒す。アレックスのプログラムはセラーズを攻撃できないように設定されていたが、セラーズが自分の家族に銃を向けたのを見て、感情がプログラムを凌駕——アレックスはとうとうセラーズを撃ち殺す。その後、修復を受けたアレックスは、見舞いにきた家族を笑顔で迎える。

★★★☆☆
●1987年版のロボコップを見ている者としては、ロボットの動きがかなりスムーズになってる感じがした。年月を
感じさせます。そして、3で見せたような、飛ぶというシステムがとりあえずないのもいい。いきなり飛んでしま
っては、えっ!?もうそこまで行っちゃったの、みたいになってしまいますからね。最後のところで、オムニコー
プ社の赤いマークを付けている者には発砲できないシステムは、1987年版では、社員を解雇する、ことで解決だが、
今回は、感情がプログラムを凌駕して解決する、という違いがあった。しかし、人として残された臓器が、脳、肺、
心臓だけというのもなかなかの設定である。きっと設定としては、内分泌系のものもあるんだろうが、ここでは特に
触れられてはいない。どこかにあったんですかね。見逃したかな。
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🎥 インベージョン THE INVASION

2024-10-20 17:38:23 | 観物/聴物
🎥 インベージョン
2007年製作
THE INVASION
上映日:2007年10月20日
製作国:アメリカ
上映時間:96分
ジャンル:アクション
配給:ワーナー・ブラザース映画
≪解説 あらすじ≫
 地球侵略の恐怖を描いたJ・フィニー原作のSFスリラー。 人気女優N・キッドマン主演。 B級SF映画の最高傑作と評されるドン・シーゲル監督の「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」(1956)を皮切りに、フィニーの古典SF小説の映画化の試みは、フィリップ・カウフマン監督版(1978)、アベル・フェラーラ監督版(1993)に次いで本作が4度目。
 ワシントンで精神科医として勤めるキャロル・ベネル(ニコール・キッドマン)は戸惑っていた。スペースシャトルが爆発し、その対策チームの一員としてワシントンに戻ってきていた元夫のタッカー(ジェレミー・ノーサム)が突然、一人息子のオリバー(ジャクソン・ボンド)に面会を申し出てきたからだった。時を同じくして、キャロルのもとに女性患者が訪れる。「夫が別人になってしまった」と訴える患者を、はじめはただ妄想と診断するが、やがてキャロルの周りでも次々と不可思議な事が起こりだす。

★★★☆☆
●わかりやすすぎて。スペースシャトルが爆発し、そこに未知のウィルスがくっついていた。そのウィルスが
人から人へ感染していき、感染されたものは、人間ではないものに変えられていく。感染されたモノは、体は
別でも意識は一体化されている。記憶はその人のものだが、感染された以降の行動は、無表情で、何者とも
言い難い。人間ではないモノになって、意識は単一なので、争いはなくなっていく。戦争や紛争といった人間
のもつ、競争とか、闘争心というものはない。世界は平和なものとなっていくが、どこか人間的ではない世界。
科学者たちがワクチンを開発し、人々は元に戻っていくが、あの、一旦平和的な世界は、なんだったのだろう。
あのウィルスは何だったのだろうか。人間てなんなんだろう。
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🎥 ノー・セインツ 復讐の果て There Are No Saints

2024-10-13 19:10:26 | 観物/聴物
🎥 ノー・セインツ 復讐の果て
2022年製作
There Are No Saints
上映日:2022年11月18日
製作国:アメリカ メキシコ
上映時間:99分
ジャンル:アクション バイオレンス
配給:「ノー・セインツ 報復の果て」上映委員会
≪解説 あらすじ≫
 「タクシードライバー」のポール・シュレイダーが脚本を手がけた、アメリカ・メキシコ合作によるバイオレンスアクション。アルフォンソ・ピネダ・ウジョア監督、出演はドラマ「ナルコス」シリーズのホセ・マリア・ヤスピク、「ヘルボーイ」のロン・パールマン、「レザボア・ドッグス」のティム・ロス、「チャーチル ノルマンディーの決断」のブライアン・コックス。
 殺人鬼が捜査のミスで無罪になって釈放される。出所した元殺し屋のネトは元妻のナディアと息子に会いにいくが、彼女には新しい恋人・ヴィンセントがいた。ヴィンセントは表向きはビジネスマンだが、裏ではネトと同じ殺しの世界に生きる男。ネトは足を洗い、元妻と愛する息子を取り戻そうとするが、しかしかつての因縁により、男は再び殺しの世界へと導かれていく。

★★★☆☆
●まあまあいいんじゃないでしょうか。警察の手違いから釈放される、殺し屋、拷問師。きっと依頼されて、
それでやってると思われますが、冒頭のシーンが、最後にかかわってくるというパターンです。出所して、
足を洗おうとするが、元妻、息子が忘れられず、ぐずぐずしていたら、元妻は殺され、息子は誘拐された。
息子を探し求めて、また殺人を繰り返していく拷問師。途中で、国境を越えるために、コールガールを金で
雇う。夫婦役をしているうちに、いつしか心通わせる二人。息子を見つけ出すが、かつて、拷問した夫人の
夫が、息子を連れ去った犯人であった。突き止めはしたが、息子は、目の前でその男に殺されてしまう。なん
とか脱出はするものの息子は死んでしまった。そして、コールガールだった女と足を洗って、普通の生活へ。
エンディングで、赤ちゃんの泣き声がしているところを見ると、二人に子どもができたんだろう。新しい生
活ができるといいんだが。
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第527回 名古屋フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会

2024-10-13 08:40:13 | 観物/聴物
🎹 第527回 名古屋フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
〈運命に怒る〉
2024.10.12 (土) 16:00-18:00
愛知県芸術劇場コンサートホール
≪出演≫
川瀬賢太郎(指揮/名フィル音楽監督)
佐藤晴真(チェロ)
山本友重(コンサートマスター/特別客演コンサートマスター)
≪プログラム≫
▊ ベートーヴェン[シュルホフ編]:ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 作品129『失われた小銭への怒り』
▊ グルダ:チェロ協奏曲
▊ ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 作品67『運命』
▊アンコール
 マーク・サマー:Julie-o
≪聴きどころ≫
 ベートーヴェンとグルダという異色の組合せ!取り出した小銭がどっかに転がっていったことに対する怒りの曲、依頼してきたチェリストへのいたずらでハチャメチャな曲を書いたら大ヒットしてしまったチェロ協奏曲。そしてメインの「運命」に音楽監督川瀬はどう挑む!?泣くか笑うか怒るか喜ぶか!?乞うご期待。(アリアCD店主:松本大輔)佐藤晴真(チェロ)
 
  

★★★★☆
●今日は、よかったですよ。選曲も良かったですね。「運命」は、ちょっとあっさりしすぎ、という声もあった
ようですが、私は、運命というものに翻弄されない、ああいう演奏の方が好きですね。冒頭の♪ジャジャジャ
ジャ~~ん!が、ジャア ジャア ジャアアーーーーーアン!!という感じではなかったからですね、耳慣れなか
った人もいたんでしょうね。チェロは、ホント、よかったですね。久しぶりに音楽聴いた、って感じになりま
した。もしかしたら、チェロの響きが好きなのかもしれません。
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🎥 アメージング・スパイダーマン2 The Amazing Spider-Man 2

2024-10-07 16:13:44 | 観物/聴物
🎥 アメージング・スパイダーマン2
2014年製作
The Amazing Spider-Man 2
上映日:2014年04月25日
製作国:アメリカ
上映時間:142分
ジャンル:アクション
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
≪解説 あらすじ≫
 マーベル・コミックのキャラクター「スパイダーマン」を題材にした2014年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。監督はマーク・ウェブ、製作はアヴィ・アラッド、マット・トルマック。コロンビア ピクチャーズとマーベル・エンターテインメントが製作する5作目のスパイダーマン映画で、『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)の続編であり「アメイジング・スパイダーマン」シリーズの完結編。アンドリュー・ガーフィールド主演、ハリー役に注目の若手デイン・デハーン、エレクトロ役にオスカー俳優のジェイミー・フォックス、ライノ役にポール・ジアマッティなど豪華キャストが新参入。
 オズコープの科学者であるリチャード・パーカーは失踪理由をビデオメッセージに記録する。リチャードと妻のメアリーが乗ったプライベートジェットは暗殺者にハイジャックされ飛行機は墜落し、リチャードとメアリーは死んでしまう。二人の息子であるピーター・パーカーはスパイダーマンとしてニューヨークの犯罪と戦い続けていた。スパイダーマンはトラックで暴走するアレクセイ・ツシェビッチを逮捕し、そのまま恋人グウェン・ステイシーが待つ高校の卒業式へ向かう。ピーターは彼女の亡き父ジョージと交わした「彼女を危険に巻き込まないために別れる」という約束を果たせず苦しんでいた。その頃、ピーターの旧友ハリー・オズボーンがマンハッタンに戻ってくる。ハリーはオズコープのCEOノーマン・オズボーンの息子であり、父の死後、ハリーは20歳でオズコープの新CEOに就任する。オズコープで働くマックス・ディロンは、街の送電システムを設計した優秀な電気技師。彼は気弱な性格と冴えない風貌で誰からも好かれていなかったが、実際は些細な気遣いも出来る優しい青年だった。そんな中、自身の命を助けてくれたスパイダーマンに「君が必要だ。」と言われたのがきっかけで、彼はスパイダーマンの大ファンとなり、世界中から注目される彼に強い憧れを抱いていた。ある夜、彼は上司からたった一人残業を押し付けられてしまう。その際に電気ウナギの入った水槽に落下して、全身をウナギに噛まれてしまった事で電気人間になってしまい、その力をコントロールできずにタイムズスクエアを停電させ破壊してしまう。そこへスパイダーマンが現れ、助けを求めるが、挙動不審からスワットに狙撃をされてしまった怒りで暴走。さらに周囲の人間から罵詈雑言も受けてしまい、自分に友好的に接したスパイダーマンに対しても「自分をヒーローとしての売名行為に使った」と誤解したことから、暴走がエスカレートするが、消防車の水を上手く使ったスパイダーマンの奇策で捕縛され、カフカ博士がいるレイブンクロフト刑務所へ収容される。しかしマックスの怒りは収まらず、自らをエレクトロと名乗りスパイダーマンの命を狙うようになってしまう。一方、ハリーは父ノーマンと同様に不治の病に侵されており、その症状が現れ始めていた。ハリーは父ノーマンが残した過去の研究データから、治療するにはスパイダーマンの血液が必要だという結論に達する。ハリーはスパイダーマンを撮影したことがあるピーターを頼ったが、彼はコナーズ博士の経緯から輸血の影響を危険と考え、改めてスパイダーマンとして現れ、直接ハリーに血液の提供を拒否する。自分の命を顧みなかったと誤解したハリーはスパイダーマンに強い憎しみを抱くようになる。オズコープ副社長のドナルド・メンケンを含む役員達は、ハリーに手を焼いていた。ハリーは経営に興味が無い上に気に入った女性(フェリシア・ハーディ)を実績のないまま、いきなり自分の秘書兼CEO補佐に抜擢するなど縁故主義的なやり方で重役達の不満を買い、やがてエレクトロ誕生の責任をなすりつけられる形で会社から追放されてしまう。ハリーはエレクトロと共にオズコープに乗り込み、蜘蛛の毒素を使って自らの病を完治させようとしたが、毒素によって体を蝕まれて狂気に染まり、「グリーン・ゴブリン」に変貌する。スパイダーマンのせいでこうなったと思い込んだハリーはエレクトロと共謀してスパイダーマンの抹殺に動き出す。ピーターは父リチャードが残した情報から破棄された地下鉄の隠し研究室を突き止め、そこに残されていたビデオメッセージから失踪した理由を知る。その直後エレクトロが再び街中の電気を吸い取り、ニューヨーク一帯を停電させてしまう。スパイダーマンとグウェンは協力して発電所を再起動させ、過電流を浴びせてエレクトロを倒すが、安堵するのも束の間グリーン・ゴブリンが現れた。ゴブリンに連れ去られたグウェンは、時計塔の頂上から突き落とされる。その直後、ゴブリンはスパイダーマンとの格闘の末、気絶する。一方、落下するグウェンをスパイダーマンが間一髪で掴み取ったかに見えたが、彼女の頭部は地面に打ち付けられており、即死してしまう。グウェンの死に強いショックを受けたピーターは、スパイダーマンとしての自警活動を止めてしまう。アレクセイ・シツェビッチは脱獄し、ノーマンが作り出した兵器を身に着けライノとして暴れ出す。ピーターはグウェンの卒業スピーチで自信を取り戻し、スパイダーマンとして再びライノの前に現れ、これからもニューヨークの平和を守り続ける事を改めて決意する。

★★★☆☆
●グウェンの頭部は地面に打ち付けられており、即死してしまう。あれほど、彼女の父親に言われていたのに。
彼女を巻き込むなと。スパイダーマンは、それから5か月もの間出現していない。ニューヨークでは、また、
犯罪は増加し、戦闘用アーマーを装着したアレクセイが、暴れていた。その前に立ちはだかったのは、5歳く
らいのスパイダーマンの服装をした子どもだった。今にも押しつぶされそうなとき、スパイダーマンが、やれ
やれやっぱりここが僕の居場所だ、と戦いに挑んでいくのだった。
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🎥 アメージング・スパイダーマン The Amazing Spider-Man

2024-10-07 07:36:04 | 観物/聴物
🎥 アメージング・スパイダーマン
2012年製作
The Amazing Spider-Man
上映日:2012年06月30日
製作国:アメリカ
上映時間:136分
ジャンル:アクション
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
≪解説 あらすじ≫
 映画『スパイダーマン』の「リブート(再始動)作品」。原作コミックの世界がアース616、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』三部作がアース96283なのに対し、アメイジング・スパイダーマンシリーズはアース120703である。元々は、サム・ライミ監督による映画『スパイダーマン』シリーズ三部作の興行的成功を受け、続編として新たな三部作を追加した全六部作構想が発表された。その新三部作の第一弾となる、第4作目が2011年公開を予定していたが、2010年にサム・ライミ監督が降板したことによりプロジェクトは白紙となった。制作元のソニーは、続編ではなくシリーズのリブート(再始動)を発表した。シリーズの新たな監督にマーク・ウェブを迎え、主人公ピーター・パーカー役にアンドリュー・ガーフィールド、ヒロインのグウェン・ステイシー役にエマ・ストーン、一作目のヴィラン(敵キャラクター)に当たるリザードの役にリス・エヴァンスを新キャストとして発表した。物語は再始動のため、高校時代のピーター・パーカーから描かれる。3Dで撮影されており、2012年6月30日に日本で他国に先駆けて公開された後、7月より世界各国で封切られた。
 両親を亡くし叔父のベンと叔母のメイのもとで育てられたピーター・パーカーは、ある日、父のリチャード・パーカーが残したバッグに隠された資料を見つける。父について知りたいピーターは、父の研究者仲間だったコナーズ博士に近付くため、オズコープの公開実習に参加する。単独で行動し侵入した「バイオケーブル」の開発室で遺伝子組み換えされたクモに刺され、博士の下で実習している同級生のグウェン・ステイシーに追い出されてしまう。その帰りの電車の中でピーターは驚異的な身体能力に目覚める。後日、ピーターはコナーズ博士の家を訪ねリチャードの息子であることを明かし、父の資料にあった式を教えた。ピーターはオズコープに出入りするようになり、コナーズ博士と共に爬虫類の再生能力を転用した薬品の開発を成功させる。ある夜、帰宅したピーターはベンと口論になり家を飛び出す。ピーターを追いかけたベンは、逃走する強盗に撃たれ殺されてしまう。犯人を捜し出すため、ピーターはレスラーマスクをヒントにマスクを作り、オズコープの協力を得てウェブ・シューターを開発、クモをモチーフとしたスパンデックス素材のスーツを着てスパイダーマンとなる。一方、上司であるラーサ博士から開発した薬の結果報告を急かされ、コナーズ博士は自らの体で実験をする。しかし、完成したと思われていた薬は不完全なもので、心優しいコナーズ博士を凶悪なトカゲの怪物リザードに変身させてしまう。リザードの正体をコナーズ博士と知ったピーターは、彼を止めようと奮闘する。

★★★☆☆
●何度でも見てますからね。ある高校生が研究所に行って、変異のクモにかまれてしまい、特殊能力を身に付け
てしまう。ある夜、ピーターは叔父たちとけんかになり、家を飛び出してしまう。それを追いかけたベン叔父さ
んは、強盗に撃たれて死んでしまう。力を持つものはその責任を持たなければならない。秘密は代償を伴う、と
も。コナーズ博士は、実験の成果をせかされ、自分を被検体にしてしまった。失われた右手を取り戻し、成功し
たかに見えたが、薬は暴走し始めた。凶悪なトカゲの怪物と化した博士を止めるべく、立ち上がる。リザードは
倒したが、恋人の父親である警官は、もう娘に近づくなと息を引き取る。葬儀を終えた恋人は去っていった。
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🎥 その女諜報員アレックス MOMENTUM

2024-10-05 19:02:40 | 観物/聴物
🎥 その女諜報員アレックス
2015年製作
MOMENTUM
上映日:2016年06月04日
製作国:アメリカ 南アフリカ共和国
上映時間:96分
ジャンル:アクション
配給:日活
≪解説 あらすじ≫
 「007 慰めの報酬」「オブリビオン」のオルガ・キュリレンコ主演によるアクションサスペンス。
 南アフリカ、ケープタウン。 元CIAの諜報員だったアレックス(オルガ・キュリレンコ)は、かつての恋人フラー(コリン・モス)に誘われ、銀行強盗チームに加わる。計画は順調に進み首尾よくダイヤを盗んだが、メンバーと意見の不一致で喧嘩をし、そのやり取りから顔をさらすことになってしまう。そのメンバーを射殺したアレックスは、証拠品を爆破し、フラーと行動を共にする。その晩、フラーは今回のヤマを依頼した人物と会うため、面会場所のホテルへ向かうが、そこに襲撃者が現れる。フラーは隠れるものの、プロの襲撃者に拉致され拷問を受ける。襲撃者はダイヤと一緒に盗んだUSBメモリの所在を聞き出そうとする。フラーは拷問の末殺されるが、アレックスの名は口にしなかった。襲撃者たちは、リーダーのワシントン( ジェームズ・ピュアフォイ)はじめ、クリントン (シェリー・ニコール)、ジェファーソン(リチャード・ロシアン)などと、歴代大統領の名前などをコードネームに使用していた。アレックスは襲撃者たちの隙をついて逃げようとするが、姿を見られてしまう。襲撃者たちがフラーの妻子を狙っていることを知り、アレックスは自分を毛嫌いしているフラーの妻、ペニー(リー=アン・サマーズ)の元へバイクで駆けつける。襲撃者たちは上院議員(モーガン・フリーマン)の指示で行動しており、アレックスの過去も調べ上げていた。殺人を意に介さない襲撃者たちから、フラーの妻子を守るため、アレックスはたった一人で立ち向かう。

★★★☆☆
●なかなか見ごたえありましたよ。アクションもストーリーも、よかですね。最後の方で、アレックスが捕ま
って、拷問を受けるんですが、やられるかなと思ったんですけど、計画は変更だ、の一言で無残な姿にはならず
あそこは、ちょっと、残念だったな。もう少しなんかあるとよかったんだが、まあ、ああしないと次の場面に
繋げられないから、仕方ないか。違和感あったのは、そこだけですね。あと爆発物が結構出てくるんですが、
いつの間に持ち込んだのやら、というところもちょっと引っかかったかな。最後、飛行機で国外逃亡するんで
すが、上院議員がまだあきらめてないところは、続編ありか?と思わせてますね。
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🎥 狼の挽歌 Città violenta

2024-10-04 16:19:14 | 観物/聴物
🎥 狼の挽歌
1970年製作
Città violenta
製作国:イタリア
上映時間:110分
ジャンル:アクション
配給:ヘラルド
≪解説 あらすじ≫
 1970年公開のイタリア映画。一匹狼の殺し屋が裏切られた女への激情と、姿なき敵に不敵な戦意を燃やすアクション作品。製作はピエロ・ドナティ、セルジオ・ソリーマ監督、チャールズ・ブロンソン主演の犯罪アクション映画。音楽はエンニオ・モリコーネ。
 フロリダ南方の灼熱の島バハマ。一匹狼の殺し屋ジェフ(C・ブロンンン)は愛人バネッサ(J・アイアランド)とドライブ中、何者かに追跡されて町の一角に追いつめられた。そして、その前に有名なレーサーの車が立ちふさがり、車から弾丸が発射され、ジェフの肩を打ち抜いた。乱射戦となり、ジェフは三人を射ち殺す。ジェフは殺人容疑で裁判ざたとなったが、弁護人スチーブ(U・オルシーニ)の努力で正当防衛が認められ釈放された。ニューオリンズに向った彼はレース場に赴き、例のレーサーの車がカーブにさしかかった時をねらってライフルの引き金を引いた。車は火だるまとなって爆発した。数日後のパーティで彼はバネッサと再会した。車のレーサーと彼女は関係があり、ジェフの存在に嫉妬して殺そうとした事が分った。翌日、マイアミに向う二人が空港に着いた時、事務員が一枚の封筒を渡した。中には、あのレース場の薮の中でライフルを持っているジェフが写っていた。昔の仲間を洗って、誰が撮ったかを調べる彼の前にウェーバー(T・サヴァラス)の手下が現われ、彼の自宅へつれていった。ウェーバーは仲間に加える為に写真を撮ったのだ。またそこにはスチーブとウェーバーの妻になっていたバネッサがいた。バネッサは怒るジェフに必死に言いわけをした。翌日、ベットにいる二人をウェーバーに殺せと命令をうけた昔の仲間が忍んできた。ジェフの方が先だった。怒った彼はウェーバーを襲い射ち殺して写真のネガを取り戻した。一方、スチーブはウェーバーが殺されたのを幸いにバネッサがジェフを愛しながらも殺し屋として恐れているのを利用し、裏切らせて警察に売り、二人でウェーバーの後ガマをと目論んだ。バネッサと約束したホテルでジェフは危機一髪、刑事の張り込みをかわした。ウェーバーの会社引き継ぎのレセプションに行くエレベーターに乗ったバネッサとスチーブにジェフの冷たい眼が光った。弾がハジけた。バネッサへも射ち込まれた。警察隊と対峙したジェフの目は穏やかだった。

★★★☆☆
●なんとなく、時代だろうか、一々まどろっこしい感じがする。カーチェイスも車がでかいんで、道幅いっぱいで
それはそれですごいんでしょうが、なんかやぼったい感じ。ブロンソンもニヒルな感じでいいんですけどね。やはり
時代を感じてしまいますね。そうか、現場に車で移動していくんですが、その移動途中やなんかは、いらないです
もんね。そういうところがちょっと野暮なのかも。あと最後に撃たれてしまうのは、惜しい気がします。一流なん
ですから、逃げおうせないと。
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🎥 サイボーグ009 VS デビルマン

2024-09-29 18:46:57 | 観物/聴物
🎥 サイボーグ009 VS デビルマン
2015年製作
上映日:2015年10月17日
製作国:日本
上映時間:85分
ジャンル:アニメ
≪解説 あらすじ≫ 
 2015年10月17日より「イベント上映」という形式で2週間限定で公開されたアニメ作品。全3話。石ノ森章太郎の代表作である漫画『サイボーグ009』の作画アシスタント経験も持つ永井豪の代表作『デビルマン』との、クロスオーバー作品となる。
 「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」によって改造人間(サイボーグ)となった009たちは、追手の暗殺者たちと戦い、自らの存在理由に迷いながらも一縷の希望も見出していた。自分たちは〝悪〟によって与えられたこの力で〝悪〟に立ち向かうこともできる。そんな時、イワンが〝悪魔〟の出現を警告する。一方、デーモン族の勇者・アモンと合体し、悪魔人間(デビルマン)となった不動明は飛鳥了と2人で人知れずデーモン族と闘っていた。改造人間と悪魔人間。1つの事件により両者の道が重なった。新たなる混乱の果てにあるのは、希望か絶望か――?!
【「Act.1」】
 ミュートス・サイボーグとの闘いを終えたジョー。ささやかな休息もつかの間、イワンが〝悪魔〟の出現を警告した。調査を始めるゼロゼロナンバーたち。一方、飛鳥了と共にデーモンハンターとしてデーモン族と闘うデビルマン《不動明》も敵の新たな動きを感じていた。互いに事件を追い、遂に遭遇するサイボーグ009とデビルマン。誰も想像できなかった改造人間(サイボーグ)と悪魔人間(デビルマン)の本気バトル。対決のゴングは打ち鳴らされた!
【「Act.2」】
 〝ハイティーンナンバー〟と名乗るエドワード、カイン、アベルと遭遇したジェット、アルベルト、ピュンマの3人。その頃負傷したジョーを治療中のギルモア博士は、傷跡に付着した獣の細胞が人間のものに変化したのを目撃する。悪魔人間(デビルマン)とジョーの壮絶な闘いを思い出すフランソワーズ。飛鳥了は言った。人間の敵は人間だけではないと――。一方、名門学園では牧村美樹と転校生のエバが交流を深めていた。だがデーモン族の魔の手が美樹に迫り……。島村ジョーと不動明を待ち受ける運命とは。
【「Act.3」】
 デーモン族のリリス率いるデーモン軍団の迎撃を受けるジョーたち。ハイティーンナンバーもまた虎視眈々と彼らを狙っていた。一方、不動明と飛鳥了は何者かによって連れ去られた牧村美樹の消息を追う。その頃、アダムス博士の研究所では、アトゥン降臨の儀式が進められていた。ジョーたちプロトサイボーグに対峙するデーモン族と、ハイティーンナンバー。そして美樹を追って現れたデビルマンが出会ったのは、恐るべき儀式により生みだされたサイバネティックデーモンだった……。壮絶バトルの幕は切って落とされた。

★★★☆☆
●VSとなってますが、いつも通り、AND暑いは&です。夢の競演ですね。それに映画ではなくOVAというやつ
ですね。ま、どっちでもいいんですけどね。いわゆる三つ巴になってるので、話がちょっとややこしくなって
るが、ブラックゴーストの研究者アダムス博士は、ハイティーンナンバーのサイボーグを作り出し、009たちを
倒そうと虎視眈々と狙っていた。009は、デビルマンと遭遇し、悪魔の存在を知る。アダムス博士は、さらなる
サイボーグを作り出そうと悪魔と契約しサイバネティックデーモンを作り出そうとしていた。一旦は成功するが
逆にサイバネティックデーモンに殺されてしまう。ハイティーンナンバーたちも009たちに倒されてしまう。デ
ーモン族も009、デビルマンたちとの戦い敗れ去る。まあまあ平和は取り戻したかにみえるが、まだまだ戦いは終
わらない。
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🎥 ネクスト Next

2024-09-29 17:45:04 | 観物/聴物
🎥 ネクスト
2007年製作
Next
上映日:2008年04月26日
製作国:アメリカ
上映時間:95分
ジャンル:アクション SF
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
≪解説 あらすじ≫
 「ブレードランナー」「マイノリティ・リポート」の原作者フィリップ・K・ディックの短編小説「ゴールデン・マン」をニコラス・ケイジ製作・主演で映画化。監督は「007/ダイ・アナザー・デイ」のリー・タマホリ。
 主人公のクリス(ニコラス・ケイジ)は2分先の未来を知ることのできる予知能力の持ち主で、その能力を隠してラスベガスのカジノでマジシャンのキャデラックと名乗って生活を送っていた。ある事件をきっかけにクリスの特殊能力が本物だと確信するに至ったFBI捜査官フェリス(ジュリアン・ムーア)は、ロサンゼルスに核兵器と共に潜伏したテロリストを探し出すためクリスに捜査への協力を求めるが、面倒に巻き込まれたくないクリスは彼女の依頼を拒否し逃亡する。テロリストもクリスの能力を知り、彼の命を狙っている。
クリスは、普段は見る事の出来ない遠い先の未来で現れる女性リズ(ジェシカ・ビール)に出会い、互いに惹かれて恋に落ちていくが、フェリスがリズに接近して来たため、彼女に真実を話し、彼女を逃がす。しかしリズはテロリストに捕まってしまい、体に爆薬を巻き付けられて人質にされる。クリスはFBIチームの先頭に立ち、波止場のコンテナ集積場に隠された核爆弾を発見すべく、リズの開放も目指して、予知能力を発揮して行くのだった。

★★★☆☆
●まあまあいい線行ってましたよね。3.3ぐらいはあっても良さそうな展開。伏線として、2分先の未来が見える
だけでなく、リズとかかわっているときには、もう少し先が見えるような感じにはしてましたから、最後のオチ
のところでは、まあそういうこともあるのかなと。結構無理な納得のさせ方でしたね。あれが、ずっと2分先し
か読めない、ことを貫いてくれると、さらに評価は上がったでしょうね。初めの予知は、リズが爆弾で殺されて
しまう場面、それを阻止すべく、予知能力によって、テロリストのアジトを見つける。そして、リズを救出する
が、核爆発の阻止には至らなかったため、しまった間違えた、と予知から覚める。そして今度こそ、核爆発を止
めるべく、フェリスと共に捜査に加わるクリスだった。
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🎥 AVA/エバ AVA

2024-09-29 12:03:52 | 観物/聴物
🎥 AVA/エヴァ
2020年製作
AVA
上映日:2021年04月16日
製作国:アメリカ
上映時間:97分
ジャンル:アクション クライム
配給:ヴァーティカル・エンターテインメント クロックワークス
≪解説 あらすじ≫
 「ゼロ・ダーク・サーティ」「女神の見えざる手」のジェシカ・チャステインが彼女を陥れた組織の幹部と闘い組織に刃向かう暗殺者を演じたアクション。2020年のアメリカ合衆国のアクションスリラー映画。テイト・テイラーが監督し、マシュー・ニュートン(英語版)が脚本を執筆した。出演はジェシカ・チャステインのほか、ジョン・マルコヴィッチ、コモン、ジーナ・デイヴィス、コリン・ファレル、ヨアン・グリフィズ、ジョアン・チェンなど。
 エヴァ・フォークナー(ジェシカ・チャステイン)は、アルコール依存症から立ち直り兵士から暗殺者へ転身した女性である。彼女はフランスでターゲットであるイギリス人ビジネスマンを誘拐する。彼女は彼を殺す前に命を狙われた理由を問いただす。その会話は盗聴されていた。ボストンに飛んだエヴァは疎遠になっていた妹のジュディと狭心症で入院している母親を訪ねる。妹たちとの再会は8年ぶりであった。エヴァのハンドラーである元陸軍上官のデュークは、ドイツ軍の将軍を殺すために彼女をサウジアラビアに送る。将軍を罠に誘い心臓発作で死んだように見せかけるために毒物を注射するエヴァ。しかし、将軍の警備員に邪魔されてしまい激しい銃撃戦となるも辛くも生き延びる。逃亡したエヴァはバルヌヴィル=カルテレット(英語版)に行きデュークを問い詰めるが、彼は作戦の失敗を謝り情報の間違いは単純なミスだと主張する。エヴァはボストンに戻り妹のジュディと交際している元婚約者のマイケルと出会う。ブリティッシュ・コロンビアで、デュークは上司のサイモンと会う。サイモンの娘カミーユは、以前エヴァが標的と会話していたのを盗聴していた女性だった。サイモンは、エヴァには責任があり彼女がターゲットに質問することは作戦への取り組みが不十分であると考えていた。デュークが去った後、サイモンはエヴァを始末するよう指示を出す。ジョギング中に襲撃されたエヴァは逆に相手を殺しデュークと対峙するが、デュークは薬物中毒者による無差別強盗だと主張する。翌朝、ジュディはエヴァに会いに行きマイケルが行方不明であることを伝える。マイケルが再びギャンブルを始めたことを知ったエヴァは、トニが経営する賭博場からマイケルを救い出す。デュークは再びサイモンに会いに行き、エヴァがはめられたことを知っていたと明かす。エヴァの能力を買っているデュークはエヴァを守るためにサイモンを殺そうとするが、サイモンは返り討ちにする。彼はデュークの死に際を映したビデオをエヴァに送る。傷心のエヴァはジュディの家に行き、マイケルに一緒に逃げようと誘うがマイケルはジュディが妊娠していることを明かして断る。エヴァはトニの賭博場に向かい、手下に襲われるが撃退してトニの首を絞めるが思い直して生かす事にする。トニに家族に近づかないよう警告しマイケルの借金を返済する。ホテルに戻ったエヴァはサイモンに襲われる。激しい戦闘をした二人は重傷を負ってしまう。疲れ果てたサイモンは火災報知器が鳴ると逃げ出しエヴァに「今度会ったら殺す」と警告する。エヴァはサイモンを追いかけ、ザキム橋(英語版)の下で追い詰めて射殺する。エヴァは妹の家に行き国外に出るよう警告しスイスの銀行口座を教える。彼女が去る前にマイケルはデュークからの手紙を渡す。そこには「自分の人生に満足している」と書かれていた。 通りを歩いているエヴァを、父親を殺され復讐に燃えるサイモンの娘カミーユが尾行していた。

★★★☆☆
●なかなかいいです。アクションも様になってます。ハンドラーが、エヴァと幹部との板挟みになって、いろいろ
画策するが、エヴァには通じず、エヴァを守るために幹部を暗殺しようとするが、逆に殺されてしまう。その復讐
に燃えるエヴァ。幹部は仕留めるが、その娘に後をつけられて…終わる。続編はあるかな。今のところ無いようで
す。エヴァは、組織に反抗してしまったので、これからずっと組織に狙われることになる…はず。
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🎥 RONIN Ronin

2024-09-22 17:33:27 | 観物/聴物
🎥 RONIN
1998年製作
Ronin
上映日:1999年05月29日
製作国:アメリカ
上映時間:122分
ジャンル:ドラマ
配給:MGM Distribution Co. UIP
≪解説 あらすじ≫
 1998年に公開されたアメリカ映画。タイトルは日本語の「浪人」から引用されており、冷戦終結により自らの存在価値を失った東西のスパイや特殊工作員らの姿になぞらえている。元スパイたちがプライドをかけた諜報戦を繰り広げるハード・アクション。ジョン・フランケンハイマー監督がベテランの手腕を発揮し、大迫力のカーチェイスや銃撃戦を展開。
 舞台は冷戦終結後のパリ。謎の女、ディアドラ(ナターシャ・マケルホーン)のもとに、サム(ロバート・デ・ニーロ)、ヴィンセント(ジャン・レノ)はじめ、いずれも国家や組織からフリーの立場である5人の男たちが集まった。依頼は、ある男から銀色のケースを奪うこと。準備段階の武器調達で未熟さをあらわにしたスペンス(ショーン・ビーン)はクビになり、残った4人はニースで襲撃の綿密な計画を練る。そして決行。ケースの奪取には成功するが、電子機器担当のグレゴール(ステラン・スカルスガルド)が突如として裏切り、銀色のケースを奪い去る。サムとヴィンセントはアルルのコロッセオで、ケースを別の勢力へ売り飛ばそうとしていたグレゴールを追いつめるが、すんでのところでディアドラとシーマス(ジョナサン・プライス)らIRAに拉致され、ドライバーのラリー(スキップ・サダス)も殺害される。雇い主に切り捨てられ、腹に銃弾を受けて治療を余儀なくされたサムはヴィンセントのセーフハウスで傷を癒すと、真相とケースを求めて再びパリに向かう。傷が癒えたサムとヴィンセントはケースの行方を追って行動を再開。ふたりはどうやらケースはナターシャ・キリロヴァ(カタリーナ・ヴィット)というスケートの女王のパトロンのロシアマフィアの元に運ばれるとかぎつけた。マフィアと共にスケートの女王もリンク上であえなく殺害して再びケースを手にしたグレゴールだが、警備員に化けていたシーマスの手で倒される。サムは出くわしたディアドラに自分は諜報員でずっとシーマスを追っていたと告げ、シーマスを追い詰める。さしものシーマスも、サムとヴィンセントの手でついに果てた。ケースも取り戻されですべてが終わり、サムとヴィンセントは友情を確かめあって別れるのだった。

★★★☆☆
●ロバートデニーロとジャンレノかあ、かっこいいよね。で、浪人、とくればなんか日本的なものを想像しますが
そんなものは一切なかったですね。日本人の思い描く浪人とはちょっとニュアンスが違うような。まあ、そういう
とらえ方もある、程度にしとかないとね。まあ、雇われ傭兵ぐらいに思ってればいいところ。集められた傭兵たち
は、思うところがそれぞれ違って、勝手がってに動き始め、その手綱を握るのが、女ボス。その女ボスもどうやら
IRA出身のよう。デニーロはそのIRAのシーマスを追っているCIAだったようだ。なんか話がややこしいが、最後ま
で生き残ったデニーロとジャンレノに乾杯。
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