雑記帳

豊田市在住 あきたんの日記風ブログ 様々なジャンルのブログです。

詩;『疲れ切った私には』

2024-09-13 19:12:15 | 
「疲れ切った私には」

今の私には
何かの力にすがって
いろいろなことをするものか。

体と心が
疲れ切ってしまっては
もう
起き上がることができない。

そんな時には
自然の力を借りたり
人の作ったもので
力を蓄えるか。

孤独で寂しい人は
遠く
森の中で
静かに寝そべっている。

木々の音や
水の流れる音が
少しずつ
少しずつ
人の心を癒してくれる。

そこで立ち上がれれば良し
そこで
永遠に横たわってしまっても良し。

もし
立ち上がることができたなら
また
人の中に入って
少しずつ
少しずつ
復活の時を計ろう。

自然の力を借りてもいいし
また
人の作った
音楽やコーヒーや
車や自転車や
本や映画や
そんなものかで
できるならいいかもしれない。

疲れ切った心と体は
今ひとたび
起き上がることを
望んでいるのだから。
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詩;『暑さのせい』

2024-09-12 18:13:57 | 
「暑さのせい」

あれもこれも
みんな
暑さのせいだよな。

体がだるかったり
やる気が
おこらなかったり
そこらじゅうで
居眠りしたり
それもこれも
みんな
暑さのせいだよな。

仕事だって
暑さのせいで
うまく運ばないんだ。

いつもならすんなり
行くところなんだが
暑さのせいで
足踏みだよ。

だるいからね
機械だって
暑さのせいで
うまく動かないのさ。

誰が何といっても
全部
暑さのせいなんだ。

眠れないって
それだって
暑さのせいだよ。

グダグダしてるのも
ゴロゴロしてるのも
ひやひやしてるのも
みんな
暑さのせいなんだ。

なんか
今日はうまくいかないな。
それもこれも
あれも
それも
み~んな
暑さのせい。

…ってことで。
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詩;『夢で逢いましょう』

2024-09-10 20:40:17 | 
「夢で逢いましょう」

きっとあえるよね。
どんなに遠くても
どんなに
時間が離れていても
きっと
逢えるね。

楽しみな時間は
なかなか
やってこない。
それに
必ず会えるんだけど
今じゃないかもしれない。

誰の思い付きなのか
それとも
私の心の奥底にか
どこかに
潜んでいて
ポッと
出てくる。

きっとあえるよ。
どんなに離れていても
どんなに時間が離れてても
きっと
合えるんだ。

時空を飛び越えるなんて
簡単なことさ
深く深く
心の奥底に潜んでいる奴に
会いに行けばいいのさ
そうすれば
誰にだってあうことができる

ああ
誰かが言ってたな
夢で逢いましょう
って。
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詩;『探せよ されば見つからん』

2024-09-09 20:00:11 | 
「探せよ されば見つからん」

探せよ
されば見つからん。

どうしても
一歩が踏み出せない。
凍り付いた足元が
どうしても動かない。

目が見えない。
かすんでしまって目が見えない。
手探りで
行こうとするんだけど
心もとない。

頭が働かない。
同じ思いが
ぐるぐるぐるぐる
ぐるぐる回って
何も考えられない。

目も耳も
口も開かない。
どうしたというんだろう。
あんなに求めていたのに
いざとなったら
この体たらく。

探せよ…

どこを?

探せよ…

何を?

自分がわからず
何を探していいかも
分からぬものは
何も見えず何も聞こえず
どうにも動けない。

求めよ
されば開かれん。

探せよ
されば見つからん。
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詩;『光にさえぎられ』

2024-08-27 19:57:40 | 
「光にさえぎられ」

まぶしい光に遮られ
見たいものまで
見えなくなる。

ここはどこだろう
道の真ん中かな、
それとも
山の中かな。
まぶしすぎて
今いるところさえわからないよ。

もう少し
下げてくれたら
見やすくなると思うんだけど
そうはしてくれないんだね。

光は
王様なんだから
仕方がないよ
とでも思ってるのかな。

知ってるのかな、
光が強ければ
強いほど
その闇も濃くなる
ということを。

光は
照らされて
暖かく
周りを包み込むものだよ。
そんなに
ただただ
まぶしいだけの光は
邪魔になるこそすれ
役には立たないよ。

ああ
そのまぶしい光は
どけてくれ。
忌々しいばかりの
まばゆい光。
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詩;『あなたに誘われて』

2024-08-26 19:08:25 | 
「あなたに誘われて」

あなたに誘われて
来てみたけれど
なんだか
悪いような気がする。

林の中で
涼やかな風に
吹かれて
つと
立ち止まって
見上げれば
青い空が
永遠に広がる。

あなたに誘われて
出てみたけれど
なんだか
晴れやかな気分。

せせらぎが聞こえて
そこはたぶん
小川の近く。
ピチャっと
小魚も跳ね上がるような
そんな陽気。

あなたに誘われて
とてもいい気分。
さらさらと流れる風が
私の頬を撫でて
すっかり
打ち解けたよう。

あなたに誘われて
来たみたけれど
やっぱり
よかったみたい。

また誘ってね。
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詩;『なんもしたくねーな』

2024-07-29 18:33:22 | 
「なんもしたくねーな」

なんもしたくないな。
そういう時だってあるよね。

いつも元気いっぱいで
朝起きたら
すぐに
さあ、やるぞ
みたいなときばかりじゃ
ないよね。
熱が出たり
咳が出たり
おなか壊してたり
なんとなく
気分が乗らなかったり。

大体が
みんながみんな
勝手に
決めてかかってくるんだぜ。
いい加減嫌になるよな。
ちゃんと言ってるのに
聞く耳を持ってないって感じ。
それで
自分の要求だけは一人前。
いい加減
他人のことも考えろってんだ。

ああ、
なんかやる気しねーな。
あちこち傷んでるし
直そうにも
道具もないんだってさ。
おまけに
ぼったくりだぜ。
人の弱みに
付け込んで
やいのやいのと
言ってくる。
まるで
やくざかなんかのようだよ。

なんか
やる気が出るようなことないんかね。

なんもしたくないな。
そういう時だって
よくあることだし。

ああ、たまんないね。
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詩;『あなたに誘われて』

2024-07-26 19:36:12 | 
「あなたに誘われて」

暑い日差しで
たまらなく
涼しげなあなたが
私を誘う。

ゆらゆら漂う如く
ひらひらと舞う如く。

あなたは
そこにいると
またどこかに行って
すぐにまた
戻ってくるよね。
日差しを選ぶでもなく
木陰を好むでもなく。
するりと
抜けては
またすぐに戻ってくる。
不思議だね。

ゆらゆらと
この暑さで
溶けたりしないだろうね。
木陰はそっちじゃないよ。
ほら
もう少し
落ち着いてよく見たら
わかるだろうに。
水辺を探してるのかな。
キラキラした水面に
まぶし気に
揺らめいて。

あなたに誘われて
あなたを追ってはみたが、
ゆうらり
ひいらりと
かわされて、
私が
どこかへと
いざなわれて
水面に顔を
写されているようだよ。

暑い陽だまりに
あなたが私を誘い出す。
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詩;『面白ーないね。』

2024-07-21 19:03:49 | 
「面白ーないね。」

面白ーないね。
なんもかもが
面白ーないね。

どいつもこいつも
いいたいほうだい
言いやがって。
そのくせ
なんもせんのだぜ。
なんでそんな奴らのために
動かなきゃならんのか。

面白ーないね。

摂るだけ取って
自分たちは
のほほんと
椅子にふんぞり返って
口先だけの
約束なんかしやがって。

面白ーないね。

世の中の馬鹿どもが
ぎゃあぎゃあと
騒げば騒ぐほど
あたふたと
立派な机の上から
電話だけはするんだぜ。
それも
ケータイでだぜ。

面白ーないね。

モノの
ホントのところが
わかってないくせに
わかったようなことを言いたがる。
そんなに威張っていたいんなら
どこかの島にでも
流されろっつーの。

面白ーないね。
なんもかもが
面白ーないね。

ああ、天気も
気に喰わないね。

なんもかもが
面白ーないね。
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詩;『弥が上にも』

2024-07-19 19:51:23 | 
「弥が上にも」

そんなことをされては
弥が上にも
盛り上がらざるを得ない。
なんでまた
そんなことをするんだろ。

ただでさえ
楽しみにしてきたのに
あんな事されてはね。
申し分のないことなんだが、
そんな必要あるだろか。

なかなか見つからなくて
そこらじゅうをひっかきまわして
やっとこさ
ここに手に入れたのさ。
だから
弥が上にも
盛り上がらざるを得ないわけだ。

そんなことしたって
無駄だってことぐらいわかってるさ、
ま、
それでも
やってみるだけは
やってみるのさ。

何のことはない
心配することもなかった。
なんだかみんなは
勝手にやってるようだよ。
こうなりゃ
ボクだって
盛り上がらなきゃね。

弥が上にも。
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詩;『求めるものは』

2024-07-08 19:22:25 | 
「求めるものは」

求めるものは何ですか。
それは
探しにくいものですか。
それとも
目に見えているものですか。

求めるものは何ですか。
それは
得難いものですか。
それとも
何か大切なものですか。

求めるものは
いつも
目の前にあって
手を伸ばせば
つかめるのに
手を伸ばせない
何かがある。
水の壁、
空気の壁、
得体のしれない壁
それらに阻まれて
手を伸ばせないでいる。

求めるものは
いつもそこにあって
顎を突き出して
ほれ、取ってみろ
といわんばかりだ。
悔しいが
ただただ
にらみ返すのが
精一杯のところ。

求めるものは何ですか。
それは
手の届くところにありますか。
それとも
宇宙の果てに転がっているものですか。

あなたには
つかめます。
そっと
手を伸ばすだけでいいんです。
そぉっとね。
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詩;『馥郁たる香りに』

2024-06-21 18:57:58 | 
「馥郁たる香りに」

馥郁たる香りが
辺りに漂い
その香りにさそわれ
縁石に立つ。

柔らかな
風たちが
香りを呼んでいるように
やんわりとした
くうきが流れよる。

十六夜が
夕焼けに照り返し
あかるく白く
舞いおりる。

ひやりとした風が
二の腕を通りこし
すぐ先の
枝葉に揺れている。

馥郁たる香りが
私を桃源郷へ
いざなうが
私は二の足を踏む。

十六夜を見
風をさわり
香りに誘われては
みたものの
この先へ
いってよいものやら
わるいものやら。
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詩;『眠りの中で』

2024-06-20 17:34:37 | 
「眠りの中で」

眠りの中で
這いつくばる。
眠ってるんだから
もっと
いいことできるのにね。
ボクの頭の中には
もっと
楽しいことが
いっぱい詰まってると
思ってたのに。

眠りの中で
這いつくばる。

いくら頑張ってみても
眠りの中だからな。
思うようにいかないわけだ。
まるで
現実世界のように
思うようにいかないなんて。
せっかく眠ってるんだから
もっと
いいことしようよ。
楽しいことだって
いっぱいあるってのに。

眠りの中で
這いつくばる。

いっそのこと
眠りから覚めて
現実世界へ
戻ってこようか。
でも
あんまり変わり映えしないかも。
どこへ行っても
這いつくばってるもんな。

ああ・・
眠りの中で
這いつくばる。
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詩;『いきづまり』

2024-06-17 18:07:17 | 
「いきづまり」

行き詰まり。
もうどうやっても
その先へは行けない。
行き詰まり。
叩こうが
喚こうが
罵ろうが
何にもならない。
行き詰まり。
ぺたりと
座り込んで
もうどうにもならない。
行き詰まり。

息詰まり。
なんだか苦しい
息詰まり。
大きく深呼吸、できない
息詰まり。
風邪でも引いたのかと
思ったが
そうでもないらしい
息詰まり。
鼻をかんでみても
指を突っ込んでみても
どうにもならない
息詰まり。

息詰まって
行き詰まり。
もうどうしようもないところまで
来てしまって
いきづまり。

ぺたりと
座り込んで
よおく周りを見ても
どこもかしこも
いきづまり。

もうどこへも行けないし
はあはあ
いってるだけだから
ここらで
みんな
捨てちまおう。
身軽になれば
少しは楽になるかもよ。

ようやく来たと思ったら
行き詰まり。
息も絶え絶え
息詰まり。
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詩;『遠くで夢見る私は』

2024-06-13 17:59:56 | 
「遠くで夢見る私は」

はるかな遠いところで、
つい転寝をしてしまう。
転んでゆくように
夢を見てしまう。
あまりにも
すんなり過ぎて
それが夢だなんて
思いもしなかった。

ある日の私は
高級車を乗り回していた。
遠くの丘にある豪邸に
戻るためだが、
なかなか高級車は進まない。
まるで帰るのを嫌がってるようだ。
エンジン音は快調、
視界も良好、ただ進まないだけ。

ある日の私は
みんなと旅行をしている。
団体旅行だ。
その町の繁華街へ繰り出すが、
はじめこそ4,5人で
動いているが、ふと気が付くと
みなとはぐれて、
どこかの路地裏を歩いてる。
旅館にそろそろ戻ろうか。

ある日の私は
校舎にいる。
みんなとワイワイやってる
この時が楽しいんだよ、
といわんばかりだ。
突然ぐらぐら揺れだして、
建物が傾いていく。
物が窓から滑り落ち
どんどんみんな落ちていく。
部屋の隅にいた私は
これからどうなるんだろう。

遠くで夢見る私は、
どうにもやるせない。
いつかそこに行きついたかと
思ったけれど、
なんの、
それは
私が見たトオイトオイ夢だった
かもしれない。

遠くで夢見る私は
どこへ行ってしまうのだろうか。
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