一年前の今日12月6日は安倍政権による「特定秘密保護法」が国会で強行採決された日である。
その1年後の6日、日比谷野外音楽堂では“強行採決から1年、「秘密保護法」を施行するな!12・6大集会”が行われた。
秘密保護法に反対する全国ネットワーク・「秘密保護法」廃止へ!実行員会の共催によるものである。
1年前の6日に強行採決された秘密保護法がなんと来週の10日(水)に施行されるという。
衆議院選挙の真っ只中で、国会の「監視機関」すら機能しない中にあるにも関わらず、そして「世界人権デー」の当日に人権破壊の極めつけの悪名高き秘密保護法の施行がなされると言う。
そこには安倍の意図的な意思が見て取れる。
国家の安全保障の情報は個人の知る権利やプライバシーより優先される、戦争をするための国づくりのためには都合の悪いことは知らせない、反対する個人や団体には刑事罰を加えて萎縮させてしまおう!
という意図が。
私たちはこんな安倍のやり方を絶対に許してはならない。
この法律は刑事罰を与えることだけでなく、それをチラつかせることによって予め自己規制をさせたり、萎縮させることも狙われているのであるから。
ふざけた10日の施行を許さないために9日、10日と国会・首相官邸前で抗議と反対の集会が行われる。
私たちが反対の意思を示し、今までと変わらぬ闘う姿勢をとり続けることが大切である。
「運動で勝利する唯一、そして簡単なことは勝利するまで闘い続けること」と沖縄のおばあが言っていたそうだ。
そうだ!萎縮しないで戦い続けることが大切なんだ!
安倍なんかに負けてたまるか!
2014/12/6記
<T・O>