江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

夏を彩る花々 (17) ウバユリ(姥百合)は『葉(歯)がない=姥』からきた・・・

2014-07-23 | 随想


 ㉑ウバユリは山地の林に生えるユリ科の植物だが、葉がハート型をしており本来のユリとは異なる。

 北国で生まれ育った田舎の山地ではよく見かけていたが、こちらに就職してからは一度も見たことがなかった。

 今春、ホームセンターで販売されていたので、庭のやや日陰の場所に植えた。
つぼみも付いて順調に育ったが、先日の大雨で先端が折れてしまった。
花は三個と少なくなったが、スラリと伸びた茎の先に立派に咲いてくれた。

 つぼみは10cmくらいの棒状で、花びらは付け根まで6つに裂けているが大きくは開かない。
色は緑色がかった白で、茎に横向きに付けた花姿はよく目立つ。

 花の名の由来は漢字で「姥百合」と書く。
姥は老いた女性のことをいい、花が咲く頃に葉がない姿を『葉(歯)がない=姥』という洒落で付けた名だと云われている。

 しかし、実際には葉は残っていることが多い。
深い藪では葉が見えなかったのかも知れない。


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