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戦争法案反対国会前集会報告
6月14日(日)国会議事堂周辺は「戦争法案反対!」「戦争する国反対!」「集団的自衛権行使容認反対!」の意思を持った多くの人びとによって埋め尽くされていました。
その数25,000人、憲法違反の法案に対する国会内外の闘いの広がりが、このような多くの人々を結集させたのだと思います。
国会周辺の余りにも多くの参加者のため、私たち江戸川区教組もひとつの場所に集合することはできませんでしたが、法案反対の声を示してきました。
現在、国会審議は憲法違反の指摘を受け、その尻拭いに自民党の高村などは1,959年の「砂川事件最高裁判決」を論拠にしています。
これはテレビや新聞、そして多くの憲法学者が言っている通り「在日米軍が憲法9条に違反する」のかどうかで争われたものであるだけでなく、その当時のマッカーサー駐日大使(マッカーサーの甥)が田中最高裁長官を呼び出して合憲判決を出すように指示されていたことがアメリカの公文書によって明らかにされているような極めて従属的な判決だったのです。
そんな都合の悪いことは一切出さず、「集団的自衛権を禁止している内容はないから許される」と持ち出しているものなのです。
まるで小学生が怒られて言い訳をする程度のもので、弁護士の肩書きが泣いているでしょう。
憲法違反の集団的自衛権から派生する今回の一括法案はその最初から憲法違反の法律なのです。
こうした法案を断固阻止し廃案にするために、更に私たちの闘いを広げていきましょう。
23日(火)18:30~日比谷野音に、24日(水)18:30~国会前に集まりましょう。
<T.O>