江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

春に咲く花々 (1) 春一番の花は日本スイセン

2015-03-30 | 随想



 春を告げる花に誰もが知っているスイセンがある。
まだ冬の寒い12月頃から2月頃に咲くのは「日本水仙」と云われ、房咲きで数個の花を付け白色である。

群生地として伊豆の爪木崎、房総の鋸南町などが知られている。
甘い香りの強い水仙である。


 3月から4月にかけて咲くのは、花が大きく黄色が鮮やかで「ラッパ水仙」や「口紅水仙」がある。
「ラッパ水仙」のように大型の花を付けるのは、「日本水仙」に対して「西洋水仙」と呼ぶこともある。

最近は品種改良も進み、花の形の種類も多くなっている。


 「スイセン」という名は、中国での呼び名「水仙」を音読みしたもので、「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来すると云われる。


 水仙はヒガンバナ科に属するので、葉や球根は有毒でリコリンとシュウ酸カルシウムなどの毒成分がある。
致死量は10gと云われており、葉をニラと間違えて食べ食中毒を発症する例も跡を絶たない。
ニラには強烈な匂いがあるので判別可能と思うのだが・・・。


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