桶川市にあった「熊谷陸軍飛行学校桶川分教場」の跡地に、平和を発信する「桶川飛行学校平和祈念館」が完成した
令和2年8月4日に一般公開が始まり、行って来ました。
開館時間 午前9時~午後4時30分
休館日 月曜日
入館料 無料
駐車場 無料
「パンフレットより」
熊谷陸軍飛行学校桶川分教場は1937年に開設され、少年飛行兵ら1500人以上が学んだ。
戦況の悪化で大戦末期の45年2月に閉校後は、特攻要員の訓練場となった。
戦後は引き揚げ者らの住居となり、2007年まで使われた。
兵舎棟
特攻隊員の遺族や市民でつくるNPO法人「旧陸軍桶川飛行学校を語り継ぐ会」が保存を求めて
市に約1万4000人の署名を提出。桶川市が2018年から整備工事を行いました。
覚悟の学びや
入り口でチェックシート記入、検温、手の消毒をし順番に兵舎内に進みます。
パンフレットによると
熊谷陸軍飛行学校桶川分教場は、昭和10年に熊谷市に開校した陸軍飛行学校の分校として
昭和12年に設置されました。
少年兵はここで寝食をともにしながら、陸軍航空兵になるための
飛行機の操縦教育を受け、その後戦地に向かいました。
少年兵、覚悟の学びや
この写真の場所は、現在の本田エアーポートでしょう・・・
特攻はモールス信号音を送信状態のままにして行う、電文受信後に流れる「ツーーーーー」という長音が最後
信号音の消えたときが敵艦に突入したか撃墜されたとき・・・
太平洋戦争末期の昭和20年4月には12人の特攻隊員が鹿児島県知覧にここから送り出されました。
伍井芳夫さん(大尉、32歳で戦死後に中佐)は分教場で教官を務め」
1945年4月、特攻隊長として沖縄の海に散った。
「オ前達ノ成長ヲ見守ッテオリマス」
靖国神社にある、家族宛ての遺書の写しも展示されている。
平和のありがたさを今更ながら実感し
こういう戦争の事を後世に伝える施設というのは今後益々重要になってくるのではないかと思います。