辺 蟲 憐 寺 境 内

Hemulenji precinct yard

御寂山辺蟲憐寺々領林
昆虫相他備忘録

黒木間蝶

2023-09-28 11:36:38 | ZU・I・SO 

230927 町田市を散策。

クロコノマチョウが秋の色形になった。

 

 

クロコノマチョウ 蛹・前蛹・幼虫

前ボケ幼虫の頭部下奥に前蛹(同下)が何とか見える。

ワンフレームに各ステージが入るとは...。

 

クロコノマチョウ 前蛹(同上)

 

クロコノマチョウ 幼虫

ガマにて。

 

クロコノマチョウ 蛹

イネ目多種に及ぶ食草の中にガマがあるが 幼虫・蛹を初めて確認した。

 

スミナガシ 幼虫

 

フタスジヨトウ

 

ベニヘリコケガ

 

クワエダシャク

 

リスアカネ

 

アオイトトンボ

 

ヤマトヒゲナガハナアブ?

 

ムネアカハラビロカマキリ

 

アケビ

 

伸びあがつて蔓草のとりつくものなし  種田山頭火

 

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茶羽挵 一文字挵

2023-09-26 10:28:18 | ZU・I・SO 

230925 爽やかさにつられ 午前中 国立市を散歩。

秋の定番 チャバネセセリ(上)とイチモンジセセリ(下)。

 

ヒメジャノメ

 

オオウンモンクチバ

外横線内側のムーミン模様の指摘に ついつい微笑んでしまう。

 

オオアオイトトンボ

 

アキアカネ

 

ミヤマアカネ

 

アオモンイトトンボ

 

ショウリョウバッタモドキ ♂

エノキ樹上にて。

 

ショウリョウバッタモドキ ♀

オニグルミ?樹上にて。

偶然の可能性は否めないが この日 目線より上に静止する個体しか見ていない。

何かの条件だろうか?。

 

イチモンジセセリ

 

からりと晴れて韮の花にもてふてふ  種田山頭火

 

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墨流

2023-09-20 20:05:57 | ZU・I・SO 

230920 町田市を散策。

スミナガシ幼に会えた。

 

カラスアゲハ

 

ヤママユガ

 

アカキリバ

 

オオベニヘリコケガ

 

ハガタナミシャク

 

クワエダシャク

 

ネキトンボ♂

 

ネキトンボ♀

 

シロオビアワフキムシ

 

クルマバッタモドキ

緑色型は少ないとの事。

 

ムネアカハラビロカマキリ

 

トチカガミ

前回よりも広く繁茂し 多くの開花を見る事が出来た。

 

ヒガンバナ

 

彼岸花の赤さがあるだけ  種田山頭火       

 

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こごみ さん

お会いしたとこの道路挟んだ上 柵の終わりの道路側 と 奥に向かって何段か上がった左側 段の端 それと奥に向かって右側は道沿い右に身長程度のが在って ここは日向なのでアオバ寄り。

ヨーロッパの由緒正しいピエロは ↓よく低い枝の葉の上にポロッといるのですぐわかります。

 

hanano55rengesou さん

狭山丘陵・多摩丘陵にはいますので アワブキを見つけたら見てください。

若齢幼虫を見つけるのが一番簡単です。

最下枝の日陰に多く 葉の主脈を残して カーテンって言われてる葉のビロビロが下がってるのですぐわかります。

で その残した主脈上にとまっていて ↓この画像は撮影の刺激で反っていますが ほぼ主脈に沿ってとまっていて 小さいとチョコっと主脈が太く見えるだけですから よ〜く見てください。

幼虫がいなくても この特徴的な食痕が残っているので そこで発生してるって事ですよね。

大きい幼虫は同じく下枝の葉上などにペロンと乗っかってます。

で アワブキついでに もう少し上の枝にアオバセセリの幼巣がないかの確認がセットですな。w

これも特徴的なのですぐわかります。

 

空と花 さん

その時の彼の心情は知る由もないですが 情景はシンクロしてしまいます。

ちょうどこの時期 まだ秋の野の花も少ないし 群落を形成している場合が多いですしね。

蝶屋さんがよくアップする らしい絵でもあるんですが 大掛かりな仕掛けの花の割には意外と訪花せず 吸蜜源が少ないから仕方無くなのかもですね。w

 


緑豹紋

2023-09-14 19:57:27 | ZU・I・SO 

230914 暑いので何ともだが そろそろ里降り各種がいるのでは? と 午前中 町田市を散歩。

ミドリヒョウモンが産卵していた。

 

カラスアゲハが吸水。

ロストしたがミヤマカラスアゲハも吸水に来ていたので この紛らわしいカラスアゲハの裏面には落胆させられた。

 

私の吸水時に腰掛けたベンチの鳥糞にウラギンシジミ。

 

アカボシゴマダラも吸水。

 

ウスアオシャク

 

ハイイロシャチホコ

 

スギドクガ

 

ヒメマダラミズメイガ

 

ルリボシヤンマが産卵していた。

 

オナガサナエ

 

フトハサミツノカメムシ

 

ホソヘリカメムシ

 

ホソヘリカメムシ幼

まるでアリに見える。

 

ムネアカハラビロカマキリ

言わずと知れた外来種 とにかくデカい。

ハリガネムシに水辺へとコントロールされて来たのであろう。

 

マユタテアカネがいっぱい。

 

草からとんぼがつるみとんぼで  種田山頭火

 

 


粉吹蜻蛉

2023-09-11 08:35:53 | ZU・I・SO 

230910 午後 カミ様を最寄りの国立駅に送るついでに国立市を散歩。

国立市では初めてコフキトンボに会った。

既知の通り 東京都レッドデータ絶滅種から増えてきたが 区部側に偏っている。

同産地でもオビトンボ型に会いたいものだが 今の所ミヤマアカネばかり。

 

アオモンイトトンボが盛んに産卵をしていた。

 

ショウリョウバッタモドキは今日も低調。

 

♂(上)♀(下)とも特筆すべき個体とは会えなかった。

 

暑い駐車スペースでアオスジアゲハが吸水。

これもノーマル。

 

アゲハチョウも吸水に。

 

府中用水取入口余水吐

 

木かげ水かげわたくしのかげ  種田山頭火

 

 


おおみどりしじみ

2023-09-09 18:32:59 |   素仁風 Sniff 蝶蛾

230909 孫(小1)...f2♀(No.4)作 オオミドリシジミの画像が送付されてきた。

f1・f2 からちょうちょ 或は ちょうちょがいる絵をもらって 内心ややオーバーなリアクションをしてきたが この絵にはリアクションまでにかなりの間ができてしまった。

翅がハート型ではなく4枚有り 漫画的な顔が無く 尾状突起の位置は怪しいが ゼフ♂の体形が再現されており 触覚先端が縦長に膨らんでいる。

偶然にせよオオミドリ翅表黒帯の特徴も的を射ていて そもそもモチーフの選択に年齢的な違和感?がある。

ムシトリナデシコの誕生か?...祖父馬鹿談。w

 

蟻や蝉やいちにち孫を遊ばせる  種田山頭火

 

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yyinsectbird52127 さん

生物的には前述しましたが 同定のポイントでもある黒帯がグルッと一周していない...成長してからわざわざ覚えた事が 素直に見れば当たり前なんでしょうかね?。

美術的には ゼフ♂のあの美しい緑色を出そうとしたんでしょう 色を混ぜている...。

こんな経験を yyinsectbird52127 さんはたくさんしているんですな...素晴らしい。

 


Pochazia shantungensis aut Ricania sublimata

2023-09-07 17:53:13 | ZU・I・SO 

230907 午後 国立市を散歩。

最近話題のアミガサハゴロモ(Pochazia 属)に似た外来種に会う。

分子系統解析では Ricania 属に分類するのが妥当との事。

チュウゴクアミガサハゴロモ Ricania shantungensis 春澤・宮武(2023)になったとの事。

 

ショウリョウバッタモドキ

今季初♀。

 

♂のノーマルと背筋型の中間と言う事だろう。

 

ミヤマアカネ

 

ヒメアカタテハ

 

モンキチョウ

 

咲いてゐる花を見つけてきてゐるてふてふ  種田山頭火

 

hanano55rengesou さん

荒天の中 お気を付けください。

句ってホントに難しそうですね。

発想の転換...ウッてつんのめりそうです。

これ↓ 私がアップした唯一のコナラ画像ですが 気分の転換ぐらいはできるかな〜?。w

まあ きっと himesijimi さんも楽しんでくれてると思ってますよ。

 


精霊飛蝗擬

2023-09-05 18:27:18 | ZU・I・SO 

230905 午前中 国立市を軽く散歩 と言うより 暑くてコケた。

ショウリョウバッタモドキ

少なくなった印象を受ける。

 

チャバネセセリ

ミヤマチャバネセセリが残っていないかと探せば イチモンジセセリと同じく 大きめの個体で後翅基部寄りの白斑があるとドキッとさせられる。

 

ホソオビアシブトクチバ

 

オオウンモンクチバ

前翅後縁黒斑の外側 ムーミン模様を指摘されたブログを拝見した事があるが...言えなくもない。

 

アオモンイトトンボ

 

ミヤマアカネ

 

キタテハ

 

てふてふとべばそこここ残る花はある  種田山頭火

 

 

 


深山烏揚羽

2023-09-02 18:14:23 | ZU・I・SO 

230830 久し振りに町田市を午前中散策。

ちょっとした緑地休憩所のベンチで お弁当を食べて帰宅の予定だった。

食べ始めたら車6台に分乗した観察会の人達十数名が目前の駐車スペースを占拠し 暑いからか全車エンジン(クーラー)を掛けっ放しで周囲の散策を始めた。

短時間で転戦するのかと思いきや 食べてる間もずっと掛けっ放しで五月蝿い。

流石にキレて 人の迷惑を顧みない貴方達に 自然を愛でる資格があるのか?と指摘 が 無視して散策を続けるので怒鳴ってしまった...声を荒げたのは何年前の事だろうか? 記憶が無い。

どうも観察会御一行様に良いイメージは無く 大挙押寄せ 必ず何かしら空間に圧をかける。

暑いのでミヤマカラスアゲハの吸水でも撮れないかと来てみたのだが 綺麗な♂はロスト。

ボロ♀の画像しか抑えられなかった...あ〜あ。

 

チャバネセセリ

 

ホシベッコウカギバ

 

カエデシャチホコ

 

プライヤエグリシャチホコ

 

アカエグリバ

 

ウンモンクチバ

 

コオニヤンマ

 

オオトリノフンダマシ

 

トチカガミ

環境省・東京都レッドデータだそうな。

 

クルマバッタモドキ

 

ひとりあるけばさきへさきへととぶ蝗  種田山頭火

 

れんげ さん

どうぞお気遣い無く。

拘りと言うか 大昔 メールの扱い始めから hemulen を使っているのですが ムーミンの本の挿絵で 草上に網を放り投げて寝っころぶヘムレンさんに 集中が直ぐ切れる私の行動がそっくり と仲間内に言われて...。w

たかだかハンドルネーム わかればそれで良いですよ。

ただ私より先にブログを開設されている ヘムレン さん(アカウントに u が無い方)がいらっしゃって 時々フィールドで「お寺の方ですよね?。」って言われはしますが...。w

因みに 何故お寺なのか? は 昔 飼育もバンバンにやってた頃 マニアックな食草を結構持っていたので 駆け込み寺 って言われてて 不届き者は現地から何とかしてくれと 母蝶をクール宅急便で送ってくる始末 なので 和尚と呼ばれたりして...まったく。w

そうそう れんげ さん yyinsectbird52127 さんの言う通り 愚息ムシ f1♂(No.2)は↓こっち いちいちが私よりシャレオツです。

 

空と花 さん

蝶屋は比較的早く全国区になってしまう事が多く 中学の時には既に冬の対馬に行ったりしてましたよ。

半家へはミヤマカラスアゲハを狙って行った訳ではなく ただの通りすがり〜♪ でした。

因みにまだ何とかハゲずに済んでいます。(つくつく法師参照)w

このミヤカラの頃の私は既に就職していましたが 取り出し易いとこにあった画像を 恥ずかしながらアップしておきます。w

新潟の雪の上にて。w

 

hanano55rengesou さん

以前のブログには掲示板をバンドルしていて 皆様からも画像を混じえての会話をしておりました。

コメ欄と違って ちょっと敷居が高くなると言うか 濃いと言うか...なので 時差でアップする事に抵抗が無く 惑わせてしまいましたね...どうぞお構い無く。

貴ブログは虫関係の種と言うか 植物屋さんには不人気そうな種もどんどんアップされて 実に参考にさせて頂いてます。

例えば 今回のマルバヤハズソウで言えば キタキチョウやシルビアシジミなどの食草なので そうそうって見させて頂きましたよ。w

クルマバッタは今回アップしたクルマバッタモドキよりレア 少し環境の良いところまで遡らねば見れませんね。

背中が丸く膨らんでて 翔んだ時の黒っぽい輪状紋で 覚えてしまえばすぐわかると思います。

俳句は嗜んでいないのですが 山頭火は てふ の句が多くて ついつい...。

山頭火もそうですが 話題の牧野富太郎も実家が酒蔵で潰れて...放蕩息子達に琴線が触れる心情は何?って思います。

半年前にたまたま牧野図鑑を手に取りましたがズッシリ。w

 

空と花 さん

ホントはもう2化は時期遅なんで 見れただけで良しとせねば...。w

5月の1化はもっと綺麗なんですけどね〜。

基本 ミヤマカラスアゲハは北が綺麗なんで 残念ながら高知のは今一です が それがイイ。

云十年前の現四万十市西土佐半家の1化♂を所蔵していますので アップしておきます。

ちゃんとライティングしていないので再現性悪し お許しの程を。w