今日は久々の快晴
私の撮影ポイントは条件が非常に悪くて
通常光が入らない だから、ISOをなんと2000にまで上げている
しかし快晴だと 午後3時頃にはかすかに西日が入ってくる
だから、スワッ! チャンス到来とばかりに駆けつけた
森の入り口に先客が一人居て顔を見ただけで何かトラブルが
あったものと分かるほどに表情を曇らせている 彼は顔見知りだ
「○○さん、もうお仕舞いだ!やられたよ」と言う
私は、「何がやられたのですか」と問うと
「卵が蛇にやられました」
貴方がそれを見たのですかと尋ねると
「いや、近所の人がそう言ったのです」と答える
そして彼は重いカメラを背負って帰っていった
私は呆然として佇み、瞬時に色々のことが頭の中をかけ巡った
今年は仕方がないとして、来年のことをどうしようとか
杉の大木の地上50mもの高さまで果たして蛇は登るのだろうか
とか、森の持ち主と掛け合って、
蛇よけの鉄条網をめぐらせてもらおうかとか
次々と来年のことが頭の中を駆けた
しかし、それはそれとして、
私は自分の目でそのことを確認したい
巣穴の下で3時間座って姿を現せなければその話は信用できる
いや、すでにこの絶滅危惧種の雛のことは諦めていた
しかし、そのことをこの目で確認しないことにはと思った
1時間が過ぎ2時間が過ぎた
刻一刻と時が過ぎる
瞬く間に3時間が過ぎようとしたその時に、上の写真のように
お母さん鳥が顔を出したのです
しばらく外を眺めていて、また巣の中へと戻ったのだった
何れにしろ、普段じっくりと観察して節度ある行動でカメラを構えていらっしゃるpoloさんですから、自分の目で確かめられたことが正解でしたね。
poloさんは、その人の言葉が間違いであると、最終的に確認されたわけですが、
同じことを聞いて鵜呑みにしてがっかりされた人もいるでしょうね。
噂の出所やその真意はわかりませんが、もし、ここにもコノハズクの
場合のように自分さえよければという想いが入っているとしたら嫌ですね。
一方、人が集まりすぎたことからブッポウソウを守ろうとしてだとしたら、
波風立てずにと考えてのことかとも思いますね。
カメラマンの立場に立てば腹の立つ嘘、仏法僧の立場に立てば
歓迎すべき嘘、ともいえるかもしれない…
今日はお話を拝見して、自分の気持ちを決めかねています。
なぜそのような噂をばらまいたのか、真相は私にもわかりません。母鳥が無事であったことは、大いに喜ぶべきことだとは思います。
この表情が何故か悲しげに見えて、「何処へ行ったの?」と苦悩しているのではないかとも思えるのですが。
そして赤いくちばしの濃い緑?紺?の羽を持つきれいな鳥さんも。
子育て中なんですね、彼女。
蛇にやられて・・とうわさを流し他のカメラマンを退け、自分だけいい写真を取ろうとしたカメラマンがいる・・・かも、というお話。
もしそうなら、エゴですよね。
でも、カメラマンが多すぎるとブッポウソウはストレスが大変でしょうし・・・
こういう抜け駆けをしようとする人は必ずいるもんです。悲しいですね。
う~ん、私にもこの顔は悲しそうに見えます。蛇に卵を取られたのかも知れません。大木で、高さがゆうに50mはあります。確かめる手段がありません。巣ごもりしている日数から考えて、あと4,5日で雛がかえるものと思います。それまで待つしか真相を知る手だてがありません。無事を祈るのみです。
どうも、私は蛇にやられてしまったとの噂を流して得をするのは、その本人ですよね。一方損をするのは、その他のカメラマンです。また、ブッポウソウそのものも得をしますね。
考えても、とうてい正解に到達することはできません。明日も観察に行きます。親鳥の無事を祈って。
そっとしておいてやりたいという気持ちと、
決定的な写真を撮りたいという気持ちが混ざり合って複雑ですね。
35度越えの猛暑になってきましたけどまだ山荘へは行けないですね。
一生懸命やっていれば火もまた涼しいとか言いますが、くれぐれも熱中症とかにはかからない様に気を付けて下さいね。
関東は梅雨明けして、35度近くになってきました。この観察に決着がつくまで山荘には行けません。でも、一応24日までと、決まりは付けています。暖かい心遣いに感謝致します。