栄養医学ブログ

健康・病気に特化した栄養医学ブログをアップロードしたい、と考えています。

諸外国でのビタミンAグループのガンに対する効果について 栄養医学ブログ 日本ビタミンC研究会 藤井毅彦

2024-10-08 16:32:24 | 健康・病気
カーク博士らの研究では、血液サンプルが健康な被験者から採取され、低レチノール値を有する被験者は、進行ガンの危険率が6倍であった。イギリスでは、血清レチノール値の低下が、肺ガン患者で見られ、パキスタンやインドでは、口腔癌患者で見られた。なお、これらのレチノイド値が低い事は、ガンになった結果、と考えられている。レチノイドの血清濃度が、ヒト癌の危険率の重要な決定因子であることが証明されるとすると、ビタミンA摂取の著しい増加は、レチノイド濃度のわずかの増加から、その相関関係が複雑になります。

ペト博士は、カロテン血清濃度を高める事が、もっと有効であることが、証明可能であると考えているようです。なお、動物実験では、カロテンがガン退縮効果を有し、また、疫学的データでは、レチノールと同じくらいカロテンでも、ガン退縮効果を有しています。インドとパキスタンでは、レチノールと同様、カロテンの血清濃度の低値が対照に比べて、ガンの症例で観察された。また、摂取したカロテン量が増加するに従って、ビタミンAに転換された率は減少し、カロテンの血清濃度は徐々に上昇します。

なお、米国国立ガンセンターでは、25,000人の医師による、カロテンの無作為ガン対照試験を企画しているようです。ところで、カロテン類はビタミンAの前駆体で、レチノールはビタミンAの一種です。更なる研究により、ビタミンCやビタミンD同様、更なる研究により、ビタミンAグループもガンの退縮因子になることが待たれます。

References
George  E. Berkley. Cancer: How to prevent it &How to help your doctor fight it.1978by Prentice-Hall, Inc



ビタミンAとビタミンCの喉頭ガンへの作用について 栄養医学ブログ 日本ビタミンC研究会 藤井毅彦

2024-10-08 13:42:50 | 健康・病気
アメリカのロズウエル記念病院での研究では、喉頭ガン患者374名(♀)とガン以外の消化器系、あるいは呼吸器系の病気を有する381名の比較対照において、ビタミンCとビタミンAの喉頭ガンに対する効果が研究された。

また、この研究に併せて、アルコール摂取、喫煙に伴った喉頭ガンの危険率も調べられ、飲酒、喫煙とも、喉頭ガンの高い危険率が、比較対照に比べて認められた。

また、食事摂取でのビタミンAが少ない男性は、食事摂取でビタミンAが多い女性に比べて、喉頭ガンの危険率が2倍であることがわかり、また、食事摂取において、ビタミンCが少ない男性は、食事にビタミンAが多い女性に比べて、喉頭ガンの危険率が2倍であった。ビタミンCとビタミンAの低摂取は、喫煙と飲酒を制限して試験した時、喉頭ガンの危険率の増大が継続しました。ビタミンCとビタミンAに関するこれらの発見は、動物組織での研究結果と一致しました。これらの結果から、野菜や果物などビタミンCとビタミンA(カロテン類)を含む食品の常食が求められます。そして、更なる研究が期待されます。

References
George E. Berkley. Cancer:How to prevent it&How to help your doctor fight it. 1978 by Prentice-Hall, Inc
VitaminA, retinol, carotene and cancer prevention. British Medical Journal. Vol281, number6246, 1980

ビタミンAとビタミンCの喉頭ガンへの作用について 栄養医学ブログ 日本ビタミンC研究会 藤井毅彦

2024-10-08 13:42:50 | 健康・病気
アメリカのロズウエル記念病院での研究では、喉頭ガン患者374名(♀)とガン以外の消化器系、あるいは呼吸器系の病気を有する381名の比較対照において、ビタミンCとビタミンAの喉頭ガンに対する効果が研究された。

また、この研究に併せて、アルコール摂取、喫煙に伴った喉頭ガンの危険率も調べられ、飲酒、喫煙とも、喉頭ガンの高い危険率が、比較対照に比べて認められた。

また、食事摂取でのビタミンAが少ない男性は、食事摂取でビタミンAが多い女性に比べて、喉頭ガンの危険率が2倍であることがわかり、また、食事摂取において、ビタミンCが少ない男性は、食事にビタミンAが多い女性に比べて、喉頭ガンの危険率が2倍であった。ビタミンCとビタミンAの低摂取は、喫煙と飲酒を制限して試験した時、喉頭ガンの危険率の増大が継続しました。ビタミンCとビタミンAに関するこれらの発見は、動物組織での研究結果と一致しました。これらの結果から、野菜や果物などビタミンCとビタミンA(カロテン類)を含む食品の常食が求められます。そして、更なる研究が期待されます。

References
George E. Berkley. Cancer:How to prevent it&How to help your doctor fight it. 1978 by Prentice-Hall, Inc
VitaminA, retinol, carotene and cancer prevention. British Medical Journal. Vol281, number6246, 1980