もしも、ガンの進行性侵襲の進行に対し、宿主(ヒト)の内的防衛メカニズムがあらゆるガン患者において、最高の効力まで強化されることが可能であるならば、治療の一般的形態に対する反応において、著しい改善がもたらされるに違いない、と考えられます。もしも、宿主防衛力が弱く、この弱さを治療者が無視するならば、ガン治療の限界は明らかで、治療のチャンスは遠のいていくと考えられます。
いろんな治療法が研究され、早期発見の場合、外科的治療で再発を防いだり、再発しないように免疫療法で再発を抑えている場合もありますが、その根底には、食事療法やビタミンC、ビタミンD, 生姜やターメリックの摂取、それに菜食を中心とした食事療法(マックス・ゲルソン療法)などで宿主防衛力を高めておくことも予防や再発に貢献していると、研究は示しています。ガン細胞は、もともと宿主の細胞でそれがガン化したものである事を念頭に、現在のガン治療に加えて、上記、宿主防衛力を常日頃高めておくが、早期発見と共に重要と考えられます。今回は、Cameron博士とPauling博士、それにGerson博士の論文を参考にさせていただきました。両博士に謝意を述べたいと思います。
References
Cameron, E. Chemi-Biol, Interactions. 9(1974)
Gerson,M.(1858) A cancer therapy:Results of fifty cases.Totality Books.2nd edition. 432pages
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