江ノ口川が何百年、何千年かけて流れています。
近森病院の前の二十代橋の下を
私は川のほとり腰をかけ
十郎太と、流れる川辺の光を
ながめています。
日曜日の昼下がり
一昨日入院したお母さんの
見舞いに来ています。
十郎太をつれているので
一人早めに降りてきました。
お母さんの状態も順調ですので
くつろいでいます。
十郎太は今からお父さんと一緒に
大豊の山へ行きます
お父さんにとってお母さんの入院で一人暮らしがとても淋しいのでしょう
一人暮らしの田舎は
この時期とても寒くって
人恋しいのです。
うれしくって十郎太は
お父さんにかきつき
お父さんの足を離しません。
お父さんもその様子を見て
満足そうです。
黒いズボンが十郎太の白い毛でいっぱいです
お見舞いに来たお父さん
そして十郎太は、これから大豊に帰ります。
この長い冬の間は十郎太は山間を走り回る犬となって
お父さんと暮らすのです。
嬉しくて幸せそうな顔が
目に浮かびます。
近森病院の前の二十代橋の下を
私は川のほとり腰をかけ
十郎太と、流れる川辺の光を
ながめています。
日曜日の昼下がり
一昨日入院したお母さんの
見舞いに来ています。
十郎太をつれているので
一人早めに降りてきました。
お母さんの状態も順調ですので
くつろいでいます。
十郎太は今からお父さんと一緒に
大豊の山へ行きます
お父さんにとってお母さんの入院で一人暮らしがとても淋しいのでしょう
一人暮らしの田舎は
この時期とても寒くって
人恋しいのです。
うれしくって十郎太は
お父さんにかきつき
お父さんの足を離しません。
お父さんもその様子を見て
満足そうです。
黒いズボンが十郎太の白い毛でいっぱいです
お見舞いに来たお父さん
そして十郎太は、これから大豊に帰ります。
この長い冬の間は十郎太は山間を走り回る犬となって
お父さんと暮らすのです。
嬉しくて幸せそうな顔が
目に浮かびます。
