森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

小川町 八和田神社

2014年06月01日 | 空色の休日 2014 

埼玉県道296号「菅谷寄居線」と11号「熊谷小川秩父線」の交わる『奈良梨』交差点のビミョ~な位置に一の鳥居を持つ、小川町奈良梨鎮守「八和田神社」に参拝。


一の鳥居を抜けると遥かに二の鳥居と社叢が見えてきます。

 奈良梨は、中世鎌倉から上信越に通じた鎌倉街道上道(かみつみち)が通った所で戦国期には伝馬宿駅として栄えた。氏子の鈴木家には天正十年(1582)十二月十九日付の「北条家伝馬掟」が残されている。
 当社は明治四十年に上横田・下横田・奈良梨・伊勢根・高谷の五つの大字内にあった一一社を奈良梨の諏訪神社に合祀し、当時の村名を採って社名を八和田神社と改めて成立した。
(Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁)



では、参拝。


天神社、春日社


住吉社、厳島社


社殿脇には目通り5.67m、樹高30mの「逆さスギ」と呼ばれる御神木の大スギがあります。
 昔、信州諏訪の大祝諏訪小太郎頼水が、東国に下る折、「神木の刺さった所を住居にせよ」との氏神(諏訪神社)の託宣によって、神木の枝をちぎって東方に投げたところ、奈良梨に飛来して逆さに突き刺さり、そのまま根を下ろして成長したという。この大杉は水を呼ぶといわれ、奈良梨の耕地は余程の日照りが続いても田植えの水に困ることがないという言い伝えがあり、氏子の人たちの信仰を集めている。
 当地では「蛇はお諏訪様の使いである」との言い伝えがあり、特に白蛇を見ると吉兆であるといわれている。現に神木の割れ目から白蛇が顔を出した時には氏子中が大騒ぎになったという。また、当地の境内にある弁天池と普賢寺は堀でつながり、弁天池に棲む白蛇と普賢寺の本尊である普賢菩薩が夜な夜な行き来をするという興味深い伝説も残されている。
(Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁)


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