シロとマー母さんの日々
お空組のシロ、くう太と まる湖や保護猫と日々の暮らし




シロ、今日も修行?

         
うん、そうだよ何か用?
ついでにもう一個修行してほしいものがあるのよ。

           
え~、まだ何かさせる気?
シロは上手に窓を開けるよね。
うん、窓も玄関もへっちゃらさ、襖は開けられないけどね。
障子はビリッだけどね。
・・・・
戸を上手に開けられるんだから、今度は閉める修行してくんないかなぁ。

         
えーー 猫は戸を閉めないもんだよ?
だから修行するんじゃない、戸が閉められたら皆喜ぶよ。お父さん、シロが欲しい物何でも買ってくれるかもしれないよ?
ほんと?大好きなマタタビ買ってくれるかなぁ。
そうだよ、有名になってギネスに載るかも。
ギネスって何?
・・・まぁそれはいいとしてとにかく戸を開けたら閉めてちょうだい いつも開けっ放しで風がスースー入って寒いんだから
・・・はーい。じゃぁもう一眠りしてご飯食べて、昼ねしてご飯食べてもう1回寝て晩御飯食べてうんと修行してお出かけするよ。

          
そう?お出かけの時窓は閉めて行くんだよ?
・・・僕覚えていられるかなー。いっぱい寝るとすぐ忘れちゃうんだよ・・・。
・・・そのために修行するんじゃないの
お母さん怒らないで、僕がんばるよ 開けたら閉めるんだよね?
そう、開けたら閉める、練習するんだよ?

          
うん、わかったよ、修行するよ。だからもうお仕事行ってらっしゃーい
ふぁー  眠いよー

                    ほんまかいな・・・  END




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