アルビレックス新潟vs大宮アルディージャ
東北電力ビッグスワンスタジアム
結果 2:2
朝から酷い雨模様で、日中も強弱を繰り返して雨が降り続きました、でもゲームが開始される頃から曇天ではあるけど雨が上がってくれました。
今日の目標は勝ち点3、もちろんゲームの内容は問いません、勝ち点3ただそれだけです。
しかし、先制、同点、再びリード、そしてゲーム終了間際に同点と、結果的に逃げ切れなくて、勝ち点1をお互いに分け合ったゲームでした。
ゲームの出だしは、ホームの利を生かして積極的に攻め込むアルビ、対して大宮は守りをしっかり固めつつ、シンプルに速攻繰り出す形で進みました。
時間の経過と共に、お互いに決め手がなくて、あまりゴールの臭いがしないまま時間が経過して行った感じです。
勝利の女神は、最初にアルビへ微笑みかめました、35分頃ゴール前の空中戦で矢野が倒されてファールを貰います、当然PKです。
キッカーはPKの名手ともいえるアレッサンドロ、しっかりとPKを決めて幸先の良い先制点を奪いました。
後はしっかりとゲームをコントロールして勝ち点3とは行きませんでした、後半に入って大宮の速攻を食らって、ペナルティエリア内で北野が相手のボールへ飛びつきましたが、これがイエロー付のファール。
当然PKとなって、ゲームは振り出しに戻ってします。
しかし、その直ぐ後に右サイドやや遠めで得たFKに、ゴール前でアレッサンドロが頭で合わせて再びリードを奪います。
ところが、ここでアルビに退場者が出て、一人少ない状態でゲームを闘う羽目になります、しかもまだ後半20分を過ぎていない時間帯なのです。
後は、アルビは守備の練習よろしく自陣に釘付け状態です、いつ同点ゴールを入れられてもおかしくない状態が続きましたが、それでもゲーム終了が見える時間帯まで何とか持ちこたえました。
あと少し、もう少しで勝ち点3が見えてきたのですが、ゲーム終了間際についに同点ゴールを叩き込まれました。
後は、海本を投入して守備固めをしつつ、ドローに持ち込むしかありませんでした。
降格争いから抜け出す絶好のチャンスだったのですが、降格争いから抜け出すどころか、降格争いの泥沼に落ち込んでしまいました。
まあ、負けなくて良かったとしか言いようがありません。
サッカーは引き分けを含めて何らかの結果がでます。
結果、例えば負けたゲームを振り返れば色々な原因があります、その原因が選手個人のミスだったからと言ってそれを責めることをしたくありません。
でも、今日はゲームが終わって、ある選手に対して憤りがおさまりません、あえて選手個人のミスを指摘したくなりました。
今日のゲームがもし勝っていたら、ヒーローは2ゴールを上げたアレッサンドロでしょうね。
実は、今日のゲームで退場となったのはアレッサンドロです。
前半審判に対してイライラを募らせた結果1枚イエローを貰いました、そして自身が上げた2ゴール目の後サポーター席へ駆け寄って喜びを表したまでは良かったのですが、あろうことかユニフォームを脱いで騒いでしまいました。
審判は当然イエローを出さざるを得ません、結果アレッサンドロは2枚目のイエローカードで退場。
今日のゲームは内容は問いません、とにかく勝ち点3を上げることが大きな目標です、ピッチ内のプレーで退場ならばともかく、喜んでユニフォームを脱いで退場なんて許せません。
これでアレッサンドロのシーズンは終了しました、残り2ゲームをアルビはエースストライカーを抜きで闘わなければならない事になってしまいました。
いや、真のエースストライカーだったら、こんなお粗末なことで退場にはならないでしょうね。