飽きるほど見てるのに、
飽きないポーズ。
飽きないポーズ。
昨日、山道を車で走っていたら、
道路の真ん中を何かがよたよた走っていた。
なんだ？
ねこちゃんか？
私はまたねこちゃんを拾うのか？
（ハンサム参照）
辺りは真っ暗、街灯なんてない山道。
とはいえ近道としてここを選ぶ車が多いので、
ほとんど来ないとはいえ、
ここを通る車は結構なスピードを出していることが多い。
おいおいひかれるぞー
気持ち路肩に車を寄せて、
ハザードランプの明かりだけを頼りにさっきの小さきものを探す。
どこだー
そして君はなにだー
道路脇の竹やぶにて発見。
ボロボロの子犬だった。
なんてこった
どうしたの
ちびちゃんのお母さんどこに行ったの
こんなとこよたよたしてたらひかれちゃうよ。
できるだけそーっと近寄ったんだけど、
おびえるちびちゃんは慌てて竹やぶの奥に行ってしまった。
あああ
こんな暗闇では竹やぶに入れない…
頼むからこっちにおいでたのむー
と途方に暮れていると前から車が！
うおーひかれる！私が！
仕方ないので通りのじゃまにならなそうな脇道に車を止めて、
再び捜索に出たものの、
ちびちゃんはもう見つからなかった。
ドロドロでボロボロだったなあ
ごはんいつから食べてないんだろう
あんなちびこい子１匹じゃ生きてけないよなあ
センターに入れられていたチョッパーだって
１歩間違えばあの子みたいになってたんだなあ
しばらくそんなことを考えながら暗闇でぼんやりしていたけど
今私にできることは、早く帰ってチョッパーをなでまわすことだなあと
思い、
帰宅。
おかんに話すと、
あんなとこで車降りてウロウロするなんて危なすぎる、
下手したらあんたがひかれるよ、
と説教された。
まあね～と返事をしながら、
チョッパーを思う存分なでくりまわした。
神様がいるなら、
あのちびちゃんにも、どうか暖かいおうちをお願いします。
ホント、何にもできないなあ私。
と、へこんだ昨日の出来事。
