去年の今日書いた記事です。
手を取り合って仲良く過ごしているセミ夫婦がいました。
一週間前、台風一過と同時に梅雨明けした宮崎は、その後も梅雨空が続いていた。そして一昨日、二度目の梅雨明けも台風一過と同時だった。
雨で落ちていくブルーベリー摘みに庭に出て、セミの抜け殻がベランダの支柱に、手をつないで仲良く並んでいるのを見つけた。
セミの夫「今までもずっと一緒だったけど、これからもお付き合いのほどよろしくお願いします」
セミの妻「ん、まあ仕様がないなぁ、こちらこそ」
そう、今は夏休み期間、一生懸命に働いていた人たちも郊外に繰り出す季節、私たちもかねてから気になっていた話題のパン屋に出かけた。
新富町の航空自衛隊新田原基地正門ゲート前で右折、その道を真っ直ぐ北へ高鍋町方面目指して走り、まだかまだかと思うこと十数分の途中に、山の上のパン屋さんパントがあった。
午後四時過ぎ、のどかな田園風景の中のパン屋さんなのに、お客さんは引いては押し寄せの海の如し、凄かった。
イートインコーナーで、焼き立てパンを無料のコーヒーといただいたら、
夫「これ、何飯?」
私「夕(ゆう)パン」
二人暮らし、とうとうこれがこの日の夕食となった。
今朝のセミ夫婦は、八日後にはもうこのような会話ができないのかと思うと切なくなった。 ( 一一)
今年のセミ夫婦はなぜか、別々に、距離感もありました。
シニア夫婦には、ちょっとだけ微妙です。
八日後大丈夫かしら・・・ちょっと待ってかしら・・・? “(-“”-)”