今年の夏休みの最大の予定は、お茶会です。
最近、古民家のことが、話題になっていますが、うちにも郊外に小さなお茶室のある古家があります。今までの人生で心残りは、人が集うようにと建てたのに人生駆け足で過ごしてきて、一度もそこでお茶会を開かなかったことです。
一大決心して今年の夏休みには、お茶会を開こうと、準備に取り掛かっています。
古家の玄関、床の間、待合に使う洋間の片づけや掃除、それに外回りの庭の手入れなどで今大忙しです。
「茶の湯にて客を招き、一会の茶会を催す主人は、心をこめて客を招き、客の心を満足させるため、茶会の準備にはたいへんな力を注ぐもの」ということを、この暑い夏に、身に染みて感じています。
究極のシンプルライフは、お茶室かも・・・。
「有言実行」、もう皆にお話しして案内をしましたので後に引けません。
計画を周りに言い切ると、力を貸してくださる方が結構おられて、庭づくりが趣味の弟は奥さんを伴って手弁当で来てくれています。ホテルマンだった甥っ子は、お茶会のイベントを企画運営していた立場で、和室のしつらいなど気が気でないらしく、吹っ飛んで来てくれました。
夫は、勿論最大の協力者で、「お茶会のせいで命が縮まるかもしれん」とつぶやきながら、竹で結界や、掛け軸かけなどせっせっとアイデアを出しながら作っています。
家の考えは、立派に見せるのでなく、質素に地方色豊かに見せようという工夫で貫こうと思っています。
待合に、書道の先生の書かれた「逢福」という色紙を掛けました。何人の方が幸せ求めにお出でになりますか、楽しみです。
手づくりの茶室に道具を取合せ、並べてみて、只今友達と、お点前の自主練習中です。 (^^;)