まだまだ、残暑厳しい毎日です。
今日は、鶴のお茶碗と「厄除け元気饅頭」で一服しました。
私の起床してからの日課は、鏡の前でUVのお化粧をして、庭に出て、つくばいの水を替えることです。
母がいつも、鏡がくすんでいたり、水が濁っていたりしているのは、よくないと言っていましたので、その教えを守っています。
毎朝、つくばいに蟹さんの抜け殻があり、余程ここがお気に入りと思います。
(少しピンボケですみません)
水面からちょろちょろと出没する蟹は可愛いものです。
蟹の蓋置が置かれると、席中に涼やかな空気が流れて、水の豊かな日本を連想したものです。
今は、コロナ渦でお茶のお稽古も行事も一切とりやめになっていて、一人で東屋に篭もってお稽古しています。
それで家は一夏中、蟹さんのお出ましでした。
(夏にふさわしい蓋置はこれしか持っていませんので・・・)
近くの海岸では、アカウミガメが産卵に訪れます。
またそれで、亀さんの香合のお出ましです。
これはもともと、朱泥入れでしたが、「見立て」で香合として愛用しています。
誰しもめでたい長寿の代表として思い浮かべるのは、鶴と亀です。
私は、鳥の文様が大好きで、特にこの鶴のお茶碗は安価なものですが、宝物です。
今年の夏は、行き来ができずに、とうとうこのお茶碗を使う機会がありませんでした。
ずいぶん前置きが長くなりましたが、今日はそれで、鶴のお茶碗で一服でした。
お菓子屋さんに店員さんのお勧め、「厄除け元気饅頭」というのがありました。
今にぴったりで早速、夫を客人に見立ててお茶しました。
そろそろガラスの器も平茶碗も今日でお終いかなぁと思います。
そのような今日もいい日です。
御訪問いただきありがとうございます。
猛暑時のコロナ対策
気を抜かずに過ごしましょう。
大雨の被害報道、心からのお見舞いを申し上げます。
被災地の皆さまに穏やかな日常が早く戻りますようにお祈りいたします。
心身を、お厭いください。