言葉＝たゆとう～～たゆた・う
今日28日１２ｃｈ 16：１５頃アナウンサーが大きな公園
から放送。
赤トンボが微風に乗ってゆらゆらと、いっぱい飛んでいる
様子を実況した表現。
「たゆた・う」 「たゆたふ」 「揺 蕩」
この言葉久しぶりに聞いた。
なんて素敵な表現だろう～～～と思いませんか？
・相手にその様を伝える方法として言葉が出来、
・そして文字として表現する。
・アキアカネがススキの野で少しの風に逆らって
ゆらゆらと飛んでいる。
・私にとってこの風景は何時か見た風景
・頭の中で再現される。
・この風景を言葉にするとき、万葉人は「たゆたふ」と表現した。
・「天雲の多由多比（タユタヒ）来れば九月（ナガツキ）の
もみちの山もうつろひにけり」［万葉３７１６］
・「常止まず通いし君が使い来ず今は逢わじと
絶多比（タユタヒ）ぬらし」 ［万葉５４２］
たゆた・う（日本国語大辞典より）
・水などに浮いているものや煙などが、あちらこちらと定めなく
ゆれ動くさま。
・一所にとまらないでゆらゆらと動く。
・ただよう。