ヤマトタマムシ
①玄関先で拾った
どう見ても近所の子供が捨てた
オモチャ・プラモデル・・・と、思っていた
②調べてみたらタマムシ(ネットから)
私の住んでいる裏は林がある
そこからやって来たのか?
こんな昆虫は初めて見た。こんなのいるのか~~???
最初はオモチャかと思い捨てようとしたが
ネット検索~最近は便利だな・・・
ヤマトタマムシ
タマムシ科には日本にも多くの種類があるが、日本人が一般的に思い浮かべるのは、
標準和名タマムシ(ヤマトタマムシ、学名 Chrysochroa fulgidissima (Schonherr, 1817))だろう。
細長い米型の甲虫で、全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまが入る、
とても美しい昆虫として好まれる。
天敵である鳥は、「色が変わる物」を怖がる性質があるため、この虫が持つ金属光沢は鳥を寄せ付けない。
えのきやケヤキなどの広葉樹の上を昼に飛び(成虫の餌はケヤキなどニレ科植物の葉である)、
夜間は葉の裏でじっとしている。
幼虫は枯れ木の材に潜り込み、それを餌として生活する。
日差しの強いときに飛翔、よく活動する。エノキやケヤキ、槇などの高所の幹をのこぎりで挽くと
その香りを求めて切り口付近にはよく集まり、数匹で乱舞することもある。一方で垣根の乾燥した
竹や一本だけ突き出た枯れ枝でに日光浴する個体もよく見かけるが、警戒心が強く、2m位に近づくとぴたりと
動きを止め、更に近づくと飛び去ったり、茂みに落下したりして姿を消す。
衰弱したナツメの幹の周囲をせっせと数十分間も徘徊しながら腹を節目に数秒間差し込んで産卵する。
この種類の鞘翅は、死んでも色が変わらないので、法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われている。
どのようにも解釈ができ、はっきりとしないものの例えを玉虫色というのはこの虫に因む。
日本では「タマムシを箪笥に入れておくと着物が増える」という俗信がある。