6年生の夏休みの頃だったと思うのだが、普段は一人で知り合いのおじさんに釣りに連れて行ってもらっていたのだが、一度だけ弟がついてきたことがあったのです。
別に私が誘ったわけでもなく、普段一緒に遊ぶ事など全くなかった弟が、釣り場ではなぜか私について回っていたのだが、この事が後になってとんでもない話になるのです。
この日は釣り場を移動する際、土手の草の中を歩く事になったのだが、私は前を歩いていて気がつかなかったのだが、後ろをついてきた弟は少し草むらにはいったようで、その時に草のタネが目に入ったようなのです。
その時は特別何も言わなかったので、私も知り合いのおじさんも全く知らなかったのですが、1ヶ月か2ヶ月経った頃だと思うのだが、突然弟が「目が痛い!」と言いだし病院に行ったらしいのだが、診察の結果「まぶたの裏で草のタネが芽を出していた」のだそうですが、その責任を私に押し付けようとするのです。
私が無理に誘ったわけでもないのに「お兄ちゃんがあんなところに連れてゆくからこんな事になった!」とは。
全く言い掛かりもはなはだしい話で、これ以後はどんなに頼まれてもつれてゆく事はしませんでしたが、このことを根に持った弟にはこの後も悩まされ続けることになるのです。
中学生になると別の人に「江戸前のはぜ釣り」に連れて行ってもらうようになるのだが、釣りから帰って来ると、私の本がゴミ箱に捨てられていたり、鉛筆の芯が全て折られていたりと、それはひどいものでしたが、そんなことで負けるような私ではなかったのですが、今考えてみれば、弟は私と違って「女中っ子」だったので、我が儘なのは仕方ない事だったのかもしれないのだが・・・・。
別に私が誘ったわけでもなく、普段一緒に遊ぶ事など全くなかった弟が、釣り場ではなぜか私について回っていたのだが、この事が後になってとんでもない話になるのです。
この日は釣り場を移動する際、土手の草の中を歩く事になったのだが、私は前を歩いていて気がつかなかったのだが、後ろをついてきた弟は少し草むらにはいったようで、その時に草のタネが目に入ったようなのです。
その時は特別何も言わなかったので、私も知り合いのおじさんも全く知らなかったのですが、1ヶ月か2ヶ月経った頃だと思うのだが、突然弟が「目が痛い!」と言いだし病院に行ったらしいのだが、診察の結果「まぶたの裏で草のタネが芽を出していた」のだそうですが、その責任を私に押し付けようとするのです。
私が無理に誘ったわけでもないのに「お兄ちゃんがあんなところに連れてゆくからこんな事になった!」とは。
全く言い掛かりもはなはだしい話で、これ以後はどんなに頼まれてもつれてゆく事はしませんでしたが、このことを根に持った弟にはこの後も悩まされ続けることになるのです。
中学生になると別の人に「江戸前のはぜ釣り」に連れて行ってもらうようになるのだが、釣りから帰って来ると、私の本がゴミ箱に捨てられていたり、鉛筆の芯が全て折られていたりと、それはひどいものでしたが、そんなことで負けるような私ではなかったのですが、今考えてみれば、弟は私と違って「女中っ子」だったので、我が儘なのは仕方ない事だったのかもしれないのだが・・・・。