石原裕次郎の歌に「わが人生に悔いなし」という歌があるが、悔いのない人生などあるのであろうか。
ちなみに、「わが人生に悔いなし」のB面だったと思うが、「俺の人生」という対照的な内容の歌もあるが。
で、私もあと少しで80になるが、私の人生は悔いだらけの人生である。
また、「出る杭は打たれる」とも言うように、打たれ続けた人生でもある。
しかし・・・・。
私は出る杭になるつもりなど毛頭ないが、気が付くと出ているのである。
っていうか、私が出ているのではなく、周りが引っ込んでしまうのである。
回りが引っ込めば、嫌でも私は目立ってしまう。
目立てば叩かれる。
何とも困った問題ではあるが、おかげで打たれ強くはなっているが。
だからこの年まで生きてこられたのかも。
が・・・・。
「終い良ければすべて良し」という言葉がある。
この言葉、逆に考えると「終い悪ければすべて悪し」ということに。
ということになると・・・・。
私の人生は「悪い人生だった」ということになりそうである。
そう、80を目前にした私の今の状態はとても「良い状態」とは言えないからである。
健康面ではまだそれほどでもないが、精神面や生活面では年々悪化の一途をたどるだけ。
頼れる人でもいればいいが、頼れる人などもういない。