日本は「失われた２０年」と言われるが、依然としてアジアと世界の超大国の地位にある。特に北東アジアでは、中国と
ともに、世界秩序を左右するほど大きな経済力と軍事力をもつ。日本は日本人が心配するほどひどくなく、外国から
むしろ羨まれている。日本には基盤技術があるし、社会は安全だ。
経済の活性化のお荷物になっているとも指摘されるが、国民の貯蓄率は高い。財政赤字は膨大だが、日本の国富は
まだまだ大きいので、成長への潜在力はあると思う。この潜在力をどう効率的に活性化させるかが、政府と指導者達の
責任だ。しかし、残念な事がある。最近の日本の政治家をみると、大きな経済力があるのに、世界秩序に影響力を
及ぼす人があまり見られない。
また、政治資金規正法などが緩やかで、旧態依然とした政治が今も行われているようにもみえる。等々鄭前韓国首相、
元ソウル大学総長が語っている。やや外交辞令的なところも感じられるが、的を得ている内容である・・・・
日本の政治家の一層の奮起を望む次第である・・・・・
