政府が2015年1月に導入する方針を示した社会保障と税の共通番号制度は、社会保障と税の負担と給付、
個人所得などをまとめて管理するもののようだ。きめ細かい社会保障サービスの提供や手続きの簡素化、
税負担の公平性の向上などが期待されるようだ。
番号制度によって、個人が保険料や税金をどれだけ負担し、年金や医療、介護などの社会保障サービスをどれ
くらい受けているかを一体的に管理できる。
政府が配るICカードを提示すれば、健康保険証や年金手帳、介護保険証を示したものとみなされるようになる。
引っ越しや転職、結婚などによる未加入問題や記録ミス、給付漏れを防ぎやすく、必要な添付書類が減って
利用者の手続きも便利になる模様。