政府は日本周辺の海底に眠る世界有数の金銀やレアメタル(希少金属)など深海資源を採掘する技術の実用化に
乗り出す模様。ロボットや深海掘削など先端技術を結集し、世界初の深海採鉱ロボットで鉱石を掘り出し、パイプで
母船へ送る採鉱システムを開発するようだ。
今年から試験機(実機模型)を水中に入れるテストなどを始め、約10年後の商業化を目指す模様。開発は、資源
エネルギー庁の委託で石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が中心となり、企業2社も参加。金銀や
レアメタル(レアアースを含む)が多いと期待される沖縄トラフ(伊是名海穴)と伊豆小笠原諸島沖(ベヨネーズ海丘)の
海底熱水鉱床を採掘対象としている模様。