東京電力福島第一原子力発電所の事故で計画的避難区域となり、国から5月中旬をめどに全域の避難を
もとめられた福島県飯舘村で31日、唯一のディサービス施設「いいたてディサービスセンター」が休止した
ようである。約10人の職員が、最後の利用者と握手したり手を振り合ったりして別れを惜しんだようである。
週2回通い続けた同村の坂本チヨさん(90)は、「施設はたのしかった。もうちょっと長くいたかった」と残念
そうだったようである。飯舘村では31日までに8割近くの住民が避難したが、避難が完了するのは7月頃に
なる見通しのようである。