東日本大震災の発生当時、防潮堤の水門操作や、住民の避難誘導など、津波が迫る中で危険な任務に
従事した岩手、宮城、福島3県の消防団に対し、総務省消防庁は「心のケア」の専門家チームを派遣する
ことを決めたようだ。3県の消防団員の死者・行方不明者数は計249人に上り、同庁では被災地で活動した
消防団員について、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの対策が必要と判断した模様。
これまでは自治体の消防本部に所属する消防士らが対象で、仕事を持ちながら「後方支援」を担う消防
団員に実施するのは初めてのようだ。