中国人民解放軍が、敵の戦闘機が飛び立つ前に高性能な弾道ミサイルで適基地の滑走路などを先制攻撃
する軍事ドクトリン(基本政策)を新たに取り入れたと、米空軍が資金提供した米専門家グループが報告して
いたことが分かったようだ。
中国の弾道ミサイル開発はこれまで、米空母などの接近を阻止する防御的な意味合いが強調されていたが、
より攻撃的な使い道を想定していることがうかがえるようだ。専門家グループは台湾有事の際には、沖縄の
米空軍嘉手納基地、海兵隊普天間飛行場、航空自衛隊那覇基地の3か所がこうした先制攻撃の対象に
なるとも指摘されている模様。