青年期というものは、時代の変化の影響を大変受けやすい。現代といえば、まぁ青年期が伸びて伸びて、30歳くらいにまでなっている。
あなた方が、初めて大人になりたいと胸に抱いたのはいつだろうか?それが青年期の長さを左右するのではないかと、私は考える。何事も、早い方がいいなんて言葉はあるけれど、実際のところそうでない。早すぎたって、遅すぎたって、よくないものだ。丁度いいって、どのくらい?それは人それぞれでまちまちだ。
ついこの間、いつもの通り、barで飲んでいた。私の年齢の二倍以上の方々との会話には、いつも勉強させて貰っている。なんだかんだ言って、可愛がってくれているが、厳しさについても抜かり無い。そこが私のことを同等と扱ってくれている証拠だと感じる。大人の世界に早く生きすぎてもいけないし、永遠に溶け込めなくても困る。だけれど、私の今の選択は果たして正しいのか。精神的に背伸びをしていないか、と言ったら、嘘になる。ピーターパンシンドロームや、アダルトチルドレンに、将来陥ってしまう可能性があるからだ。正直、昔からそれが心配だった。今は大人になりたいと思う度に、不安になる。このま行かないということがどういうことかわからないが、このまま行ってはいけないような……そんな気持ちになる。早く大人になりたいと、思わずにはいられない。どうしたらよいのか見当もつかないのだ。